会員さんの声一覧

  1. 私が神楽坂ゆる体操教室に入会したのは2007年の8月です。
    「仕事のストレスを取り除きたい。仕事におけるパフォーマンスを向上させたい。」と思ったのが入会したきっかけです。 体験レッスンでは、体操の効果は正直に言ってあまり感じられませんでした(笑)。

    しかし、坪山先生の教え方が丁寧でわかりやすかったので、「続けているうちに効果が出るかもしれない。」と思い、入会を決めました。はじめは「何となく気持ちいいかな。」という程度ではっきりとした効果は感じられずにいましたが、2ヶ月、3ヶ月と続けていくうちに、少しずつですが、レッスン中に体の変化を感じることができるようになっていきました。

    現在はゆる体操をはじめてから半年以上がたっていますが、当初より格段に体操の効果を感じることができるようになっています。その体操をする前と後とで、あきらかに違う体の感覚にびっくりすることがあります。先生も、「体のゆがみが以前に比べ、だいぶとれてきた。」ということを言ってくださっていて、本当にゆる体操をはじめてよかったと思っています。

    仕事においては正直結果が出ないことや、自分のおかれている環境に苦しんでいるのですが、それでも今努力し続けられるのはゆる体操を自分がやっているからなのではないか、と思っています。

    ゆる体操をすることで、自分の気持ちがすごく楽になったことが何度もあります。 レッスン中は坪山先生が、生徒さん1人1人に気を配り、適切にアドバイスをしてくれます。みんな楽しみながらも熱心にレッスンを受けていて、教室はとてもいい雰囲気です。楽しみながら、効果もしっかりと感じることができるのが、ゆる体操のいいところだと思います。自分だけでなく、他の生徒さんにも明らかな変化が見て取れることもあります。

    たとえば、レッスンが終わった後、生徒さんの立ち方がレッスン前と比べて明らかに変わったり、その月の何度目かのレッスンで課題体操の質が明らかに変わっていることがあり、すごくびっくりすることがあります。

    教室には毎週土曜に通っています。家では寝ゆるを時々やるくらいです。これでもかなり効果は感じられていますが、これから日常でもっととりいれていこうと思っています。1月からは中級のクラスに通っています。初級に比べると、内容がより具体的になったので、難しく感じることもありますが、少しずつ上達していけたらと思っています。

    ただ中級になり、内容が難しくなってはいますが、坪山先生が、今まで以上に熱心に、わかりやすいレッスンをしてくださるので、初級のとき同様楽しみながら、取り組むことができています。 今のゆる体操における目標は、センターをはっきりと感じられるようになることです。ぶれない自分になり、それを仕事や日常生活に活かしていきたいです。

    これからも楽しみながら、ゆる体操を続けていきたいと思います。

    K.Yさん(男性・23歳)<会社員> *神楽坂ゆる体操教室2007年8月入会

    仕事で努力し続けられるのも、「ゆる体操」をやっているから・・・ K.Y(男性・23歳)<会社員>

  2.  ~(第一走者)姉 : K.Wさん(女性・49才)<デザイナー/主婦>~

    体も硬く、運動をする習慣も全く無かった40年余り。

    運動不足や肩こり・腰痛を解消したい、何かはじめなくてはと思っていたところ
    妹に誘われ体験レッスンに参加しました。
    坪山先生の穏やかな様子と教室の雰囲気が良く、二人揃って入会して8年が
    経ちました。

    最初はとにかく体の力が抜けずなかなかゆるまなかったのですが
    人がゆるんでいるところを毎回教室で見るようになってから自分はさておき
    まず人を見る事が面白くなりました。

    様々なタイプの人の姿勢や歩き方をみて自分はどうだろう、と思ったり、お芝居や
    ライブを観る時も身体を見るようになり、センターの通っている人はパフォーマン
    スも優れているなぁと思ったり、観ている自分の軸がずれているのに気づいて直
    すようになったり。

    そうして自分の体の状態も意識するようになり、息をつめていたり肩に力が入って
    いる時にふーっと息を吐き、心の中で「だらー」と言って力を抜く習慣がつきました。
    その後ゆるウォークに参加するようになって、一カ所ずつ
    ゆるめる→歩く→ゆるめる→歩く
    と繰り返していくことで、「体がゆるむ」ということが実感できるようになり、楽しくなっ
    てきました。

    ゆるむと目線の位置がぐんと高くなったり、足が長くなったように感じたり・・・歩くこと
    は好きだったので、良い入り口だったのかもしれません。

    中級クラスになって、よりゆるんだ方々に囲まれて受けるレッスンは、「ゆるんだ空気」
    という場の力も大きく、家でひとりでやっているのとは全然ゆるみ方が違います。

    自分がゆるんでいなくても、人がどんどんゆるんでいく様子を見るだけでも気持ちの良
    いものです。

    途中1ヶ月休むことが3回くらいありましたが、ずっと月に3回のペースで通っています。
    その間に身長が1.5センチ伸び、体もすっきりとしました。

    仕事柄、長時間パソコンの画面に向かうようなことが多く、そのことによって固まる自分
    とゆる体操でゆるむ自分が競争し合っているような状態がずっと続いています。

    そのため、普段はつい、自分の固まっている部分にばかり意識を向けてしまいがちなの
    ですが、改めて振り返ってみれば、始めた頃に比べて随分ゆるんだのだと思います。

    まだまだ固まりやすい私ですが、長年繰り返していく中で、ひとつひとつの体操の中に含
    まれる奥深い効果や、体操同士の関連なども少しずつ理解できるようになり、最近になっ

    てようやく、奥深いゆる体操の、本当のスタートラインに立ったような気持ちでいます。
    これまで続けられたのは、受講しやすいシステムと環境もありますが、私の場合は妹と一
    緒ということも大きいかと思います。

    お互い結婚して仕事をしているとだんだん会う機会も減ってくるので、なるべく日程を合わ
    せ、帰り道に近況などを話すのも楽しみのひとつになりました。

    来年50歳になりますが、だいぶ遅かったとはいえ、始めてみて本当に良かったです。
    今後は苦手な課題を頭で考えずにしつこくやってみようと思います。

    では、一緒に通っている妹にバトンタッチします・・・。

    ★             ★               ★


    ~(第二走者)妹 : E.I さん (女性・48才)<会社員/主婦>~

    起きている時も寝ている時も常に体に力が入ってしまい、いつも肩こりに悩まされていた時に
    たまたまゆる体操を知り、少しでも体の力を抜くことができればと思って姉と一緒にい習い始
    めたのは2008年の4月。

    気が付けば今年で8年目。本当にあっという間に感じられて、驚いてしまいます。

    こんなに長く続けられたのは、ゆる体操が、頑張らなくてもできる運動だからだと思います。

    どんなに疲れた状態でお教室へ行っても、寝てゆるゆる・・・起きてゆるゆる・・・

    ただそれだけしかしていないのにも関わらず、終わった後は体がスッキリとし、体も心も気持ち
    良くなり帰る事ができます。

    私は特に「上達」を強く求めていたわけではなく、ただ、そんな「気持ち良さ」を求めて、姉と一緒に
    地道にコツコツ通ってきただけなのですが、「これは絶対にゆる体操のおかげなのでは・・・?」と
    思う事がいくつかあります。

    ひとつは一年に一度は必ずと言って良いほど引いていたひどい風邪を引きにくくなり、もし引い
    てしまっても長引かなくなったことです。

    ここ何年かはすごく忙しい日々を送っていたにも関わらず、ひどい風邪で何日も寝込んだ覚えがあ
    りません。体質が改善され、免疫力が高まったように思います。

    また、身長が伸びたお話を姉が書いていましたが、私もゆる体操を始めてから2.5センチくらい、
    身長が伸びました。

    坪山先生は、

    「かたまって縮んでしまっていた骨と骨の間の隙間が、ゆる体操をやってひらいてきたからだと思い
    ますよ・・・」

    と仰っていましたが、それにしても40代に入ってから身長が伸びるなんて、誰に言っても驚かれます
    し、私自身大変驚いてしまいました。

    ゆる体操とは別に、趣味でオカリナ教室に通っていますが、そちらには60代~80代の元気な方々が
    たくさんいらっしゃいます。

    私も皆さんを見習って、80代までなるべく体が凝り固まらず元気に過ごせるように、そして好きな事が
    たくさんできるように、これからも地道にコツコツ、ゆる体操を続けていきたいと思っております。

    〔姉妹リレー版〕40代なのに、二人揃って身長アップ。「ゆる体操」の思わぬ効果に驚いています・・・~姉:K.Wさん(女性・49歳)<デザイナー/主婦>&妹:I.Eさん(女性・48歳)<会社員/主婦>

  3. ■ 教室への入会理由

    「とにかく現状の自分の体の状態をどうにかしたい。」
    割と切羽詰まった動機で、私は神楽坂ゆる体操教室に入会しました。

    入会したのは2013年4月。その頃私は、体調を崩して会社を退職したばかり
    の頃でした。
    自律神経が乱れ、毎日倦怠感を感じ、気力が全く沸いてこないというような、
    軽度の鬱のような状態であったと思います。

    次の仕事に就くにも、この体の状態ではまともに働けるとも思えず。
    どうにかせねばと思っていたときに、以前本を読んで知っていたゆる体操を
    本格的に学び体調を改善しようと思いました。

    正直、入会するにあたり多少の不安はありました。
    書籍や映像で見るゆる体操は笑いの要素が多く、今の自分の状態で教室に
    なじめるのかな?などと思っていました(笑)

    しかし、自分の目的を果たすため意を決して教室に行くことにしました。

    最初のレッスンに参加したとき、やはり抵抗感はありました(笑)
    なにせこちらは鬱のような状態なので、ダジャレを言われてもどう反応すれば
    いいかわかりませんでした。

    しかし、それ以上に「声を出す」ということに対する抵抗感が凄まじかったのを
    覚えています。今にして思えば、「声を出す抵抗感 = 心身の硬さ」だったのだ
    と思います。

    初回はそのような感じだったので、正直、レッスンの効果としては、ほんの少
    しだけ体がほぐれたかな?という程度のものでした。なので、私が神楽坂の
    教室に入会した決め手は、体操をして気持ちよさを感じたり、楽になったから
    という理由ではありません。

    では、なにが決め手になったかというと、ゆる体操の難しさを感じたからです。

    初回のレッスンでは、先生のリードの通り「ダラーっとする」ことすらままならない状態でした。

    なので、おそらく本やビデオの情報だけで独自でゆる体操を続けても効果を得られないと思ったので教室に入会することにしました。

    もちろん、教室の雰囲気の良さ、先生の人柄の良さが伝わってきたことも入会を決めた大きな理由です。

    ■ 入会後の変化

    入会後は、初級クラスを月3回、1年間通い、その後、中級クラスに上がり「フリー受講制度」で教室に通うようになり、2015年12月現在も「フリー受講制度」を利用して、週2回とコンスタントに教室に通っています。

    自分の中で感じられるだけの変化が出始めたのは、フリー受講を始めてから数ヶ月
    してからだと思います。

    変化を言葉で表すなら「ゆる体操が体に馴染んできた」と言うのが一番しっくりくる感
    じです。体操を行ったあとの効果や変化を段々と感じ取れるようになってきたなと思
    いましたし、さすり運動もゆったりできるようになってきたのを感じました。

    そして、力を抜く、リラックスするということが段々とできるようになってきたように思います。

    教室に通う前は、自律神経が乱れていて、常に心身が過緊張のような状態でしたの
    で、多少でもリラックスを実感できるという状態になったのは、個人的にはかなりの変化
    だと思っています。

    現在では、仕事(おかげさまで教室入会後に無事今の仕事に就くことができました)の
    合間などにトイレや人気のない会社の階段などで体操をしたり(さすがに声を出すこと
    はできませんが)と普段の生活の中でゆる体操を取り入れています。

    教室で行うほどの効果はありませんが、やはり、体操をすると体がほぐれますし、気分
    転換になるのでとても助かっています。

    ちなみにですが、肉体的な変化もありました。他の会員の方の体験談などでも身長が伸
    びたという話が出てきますが、私も身長が1.5cmほど伸びました。


    ■ フリー受講制度について

    先ほど、自分の中で変化を感じられるようになってきたのはフリー受講を始めてからだと
    いいましたが、私にとってはこのフリー受講制度があったからこそ現在も体調を崩さずに
    働けていると言っても過言ではありません。

    初級クラスを受講していたころは、月3回の受講形態でしたが、なんというかしっくりきていない感じがなんとなくありました。

    1週間働いて教室で1講座レッスンを受け、また1週間働きレッスンの受ける。レッスンを受けてせっかく体がほぐれてきたかたと思っても、1週間経つと体は硬くなりほぼ過緊張状態になっている。なかなか前に進めていないなと感じていました。

    どうにかしたいなと思っていたときとフリー受講制度が開始された時期はだいたい同じような時期だったと思います。

    しかし、フリー受講が開始された当初は、私はまだ初級クラスに通い始めて半年ほどで、中
    級に上がっていない状態でしたので、まだフリー受講は早いかなと思っていました。

    なので、半年後の中級に上がった時にフリー受講制度を利用しようと密かに思いつつ、中級に上がるまでの半年間は今まで通り月3回でレッスンに通いました。

    そして、中級に上がってから1・2ヶ月後くらいに、フリー受講制度を利用して教室に通い始めました。

    私は、基本的に土・日曜日を中心に教室に通っているのですが、フリー受講制度を利用する
    前は、教室で1週間の疲れをある程度緩和するのがやっとだった感じなのですが、
    フリー受講制度利用後は最低でも週2回は通えるようになったので、1日目で疲労している体をある程度回復し、2日目では疲労が解消された状態から体操に打ち込むという流れで教室に通えるようになったので、体操の効果をより感じられるようになりました。

    また、中級に上がりレッスンの内容の質が初級のころより濃くなり、かつ、月の受講回数が数倍になったことで、ゆる体操に打ち込む充実度が初級の頃とは比べ物にならないくらい高くなっていきました。

    中級は、初級では開示されていないゆる体操の「裏メカ」「裏テク」の情報を教えて貰えます。しかし、「裏メカ」「裏テク」を知ったところですぐに体操の質が上がるわけではありません。
    やはり、情報を元に自分なりに試行錯誤していく必要があります。

    週1回のペースで通っていると、教室で「裏メカ」「裏テク」を知ってから次のレッスンまで1週間空いてしまいますが、フリー受講制度を利用していれば、月の受講回数を気にせずにレッスンに参加できるので、さほど間を開けることもなく教室に通うことができますし、二日連続で教室に通うなど柔軟に教室に通うことができます。

    記憶の新しいうちに「裏メカ」「裏テク」の情報をもとに最適の環境(教室)で体操に打ち込めるので、私にとってはこのことが、フリー受講を利用することの最大のメリットだと感じました。


    ■ 準指導員試験について

    フリー受講制度を利用してから1年ほど経過した頃に、私はゆる体操準指導員試験を受験しました。

    正直、教室に入会する前も後も、指導員試験を受験するという発想自体ありませんでした。

    ゆる体操を始めたのは自分の体を改善するのが目的でしたし、仮に少し興味があったとしても、試験内容を知ったとたんに即受験する気が失せていたと思います(笑)

    試験内容にはリードという実技試験があり、それは試験官と他の受験生の前でゆる体操のリードを実演するもので、人前に出るのが苦手な私にはそれだけで受験はありえないなと思いました。

    では、なぜ受験したのかというと「先生に受験を勧められたから」です。

    レッスン終了後に、先生から

    「ゆる体操も上達してきて、準指導員2級なら今のあなたなら受かると思います。良い経験にもなるので受験されることをお勧めします」

    といったような内容でを何度か勧められ、最初のころはあまり興味がなかったのですが、試験を受けることのメリットなどの話を聞いたり、やはり何度も勧められると、

    「先生が勧めるからには、それだけの意味があるのだろう」

    と思うようになり、今後の自分の成長のためにも準指導員試験を受けてみようと思いました。

    試験の準備期間は2・3カ月ほどでした。主に受験のためにしたことは下記のとおりです

    (1)実技試験:デモンストレーションの対策
    ・教室でのレッスン。自宅で指導者用ゆる体操DVDを見ながら体操をする。</div>
    <div>
    (2)実技試験:リードの対策
    ・指導者用ゆる体操DVDを見ながら、リードの流れ、フレーズを覚える。</div>
    <div>
    (3)筆記試験の対策
    ・試験範囲に出る体操の名称を全て覚える。

    受験をするなど久々で、過去の「受験勉強」の緊張感を少しだけ思い出しました(笑)


    試験を受けよう思う前までは、疲れて体が硬くなったときに気ままにゆる体操をするというスタンスだったのですが、指導員試験を受けるからには体操の練習をする必要を感じ練習を始めました。

    体操の練習となると必然的にはいつもより意識して正確に丁寧に行うことになるので、練習後は普段の体操後よりも意識がシャープになったのを覚えています。

    しかし、その分、脳疲労を感じやすくなったので、平日に試験を意識したゆる体操はあまり行いませんでした。というよりできませんでした。

    仕事で脳疲労している状態で、さらに脳疲労をするゆる体操を行う気力はさすがにありませんでした。なので、基本的に平日は体操名を覚えたり、DVDを見て体を使いながらリードの文言を覚えるといったことをしていました。しかし、これらも無理せず気が向いたときに行うようにしました。
    <div>平日は仕事の疲れもありますし、体をゆるませる体操の勉強でストレスを感じては本末転倒だと思ったので。

    そのような取り組み方でしたが、準指導員2級の試験は無事合格できました。

    実際の試験ですが、先生が言われていたとおり、大変良い経験になりました。

    試験当日は、実際の試験の前に「実技講習」があるのですが、その内容がとても良かったです。

    普段の教室のレッスンよりも踏み込んだ内容の体操の「裏メカ」「裏テク」などを知ることができましたし、試験官(運動科学総合研究所の専門指導員)の方が、とにかく楽しく会場の皆が笑顔になる良い雰囲気を作ってくださったので、とても良い環境でゆる体操の実技を学べました。

    あとは、やはり実際の試験になると、和やかな雰囲気はあるもものやはり緊張感が漂います。
    その上、試験官の視線をがっつり感じながらゆる体操しなければいけないので、、色々と自分のゆる体操の課題が浮き彫りになりました。

    現在は、準指導員2級試験を受験した頃よりも上達したかなと思っているので、来年あたり準指導員試験1級を受験してみようかなと思っています。


    ■ 今後の目標

    仕事上、眼精疲労になりやすく、その影響で脳疲労もしやすいので、そこら辺をうまく脳疲労解消系のゆる体操で効率よく緩和していくことができるようになりたいなと思っています。

    脳疲労をしている状態だと、寝ゆるですらうまくできないときがあるので。。。

    本当は、業務の合間に、脳幹モゾモゾ体操とかして脳疲労を合間合間に解消したいのですが、この体操は、はたからみると相当ダラけて見えてしまうので、なかなかできるものではありません(笑)

    なので、会社が脳幹モゾモゾ体操をやりやすい環境にしてくれたら、どれだけ日々の業務が楽になることかと時々思ったりします。


    最後に。

    もし、ゆるむ才能というものがあるのなら、私は間違いなく才能のある方ではありません。

    そんな私ですが、フリー受講を利用して教室に通い、それを継続してきたおかげで、他の方よりも上達が遅くとも、徐々に徐々に上達することができました。

    これは、ゆる体操は心身の状態を改善できるメソッドであり、それを正しいやり方で打ち込んでいけば効果が必ず出るということを身を持って確信できたということでもあります。

    ゆる体操創始者である高岡英夫先生の著書に「体には希望がある」というタイトルの本があるのですが、現在の私はまさに自分の体に希望を感じています。

    体調を崩し、会社を退職したときに神楽坂教室入会。現在復職し、元気に働けているのは「フリー受講」制度があったから・・・。~S.Mさん(男性・33才)<会社員>~

  4. ゆる体操を始めて、半年がたちました。 腰椎椎間板ヘルニアの手術を2度受けた後、腰に負担のかからない姿勢を保つにはどうしたらいいのか、無理のない運動で腰まわりの筋力を強くすることはできないかと思い、さまざまな健康法を試してきました。

    また、夫婦とも新聞の編集、校正という、目を酷使する仕事をしているので、目の疲れや、そこからくる肩こりや頭痛に悩まされてきました。

    高岡先生の著書を読んでゆる体操に興味を持ち、自宅で実践していましたが、やり方が正しいかどうか自信がなく、一度しっかり習ってみたいと思ったのが入会のきっかけです。

    受講直後は、股関節がゆるみ、歩くのがとても楽になります。まだまだ、その状態を長くキープすることはできないのですが、職場での空き時間に肩胛骨まわりをゆるめたり、目の疲れを取るなど、少しずつ工夫して、体をほぐすことができるようになってきました。

    肩こりや体のゆがみのひどい妻も一緒に入会したのですが、症状が少しずつ改善してきました。肩胛骨のさすり合いなど二人で行う体操も自宅でできますし、やり方のわからない体操を教え合うこともできるので、相乗効果を感じます。

    妻も、職場でゆる体操をすることによって、凝りや疲れをため込まなくなり、以前のように腕が上げられなくなるほどの肩こりはなくなったと喜んでいます 。仕事の性質上、目の疲れはどうしても慢性化しがちですが、仕事の合間に「目ユルユル体操」や「脳ジャブジャブ体操」を行うことで、少し楽になると言っています。

    最近は樫村先生のクラスを受講することが多いのですが、先生の「ゆる体操が好きだ」という気持ちがよく伝わってくる、とても楽しいクラスです。うまくゆるむためのコツを、具体的にわかりやすく教えて下さいます。

    うまくできない場合でも、「これができるだけでもこれだけの効果があるから完璧にできなくても大丈夫」と体操の目的を明確に示して下さるので、焦らずにまずはできることだけをしっかりやろうという気持ちで取り組むことができ、それが結果的に上達につながっているように感じます。

    質問にも丁寧に答えて下さるので、家でやってみてうまくいかなかった体操や、高岡先生の本に載っている体操で興味を持ったものなどについて教えて頂いています。季節に合った歌に合わせてさまざまなゆる体操を行う「歌ゆる」も楽しいです。

    仕事の時間が不規則で休日も決まっていないため、定期的に習うことは難しいのではないかと思っていたのですが、神楽坂ゆる体操教室は自由に日にちを選べますし、長く続けることができるように坪山先生が相談に乗って下さるので、月3~4回のペースで通い続けることができ、とても助かっています。

    今は、「ゆるウォーク」のクラスに興味を持っています。ぜひ参加して、ゆるんだ状態で歩くことができるようになりたいです。これからも、無理をせず長く続けていけたらと思っています。

    G.Hさん(男性・42歳)<会社員>*神楽坂ゆる体操教室2007年9月入会

    腰椎椎間板ヘルニアの手術を2度受けた後、さまざまな健康法を試し・・・。  G.Hさん(男性・42歳)<会社員>

  5. (いただいたメールより)

    坪山先生こんにちは。
    ちょっと嬉しいことがあったのでメールいたします。

    昨日の日曜日、日本舞踊の発表会がありました。

    実はその前日、土曜日の最後のお稽古時に、突然緊張してしまい、数ヶ月前くらいに、一気にヘタクソになってしまったのです!ものすごく落ち込んで、先生にも「心が舞い上がって上のほうにいっ ているので、お腹に戻すようにね」というようなことを言われました。

    踊りに集中できないだけでなく、実はここ数日、小さなことでイライラしやすかったり、精神的にいい状態じゃないな…と感じてはいたのです。「ゆるんでない!」と思いました。

    そういう状態のときは、不運も呼び寄せやすいのか、ちょっとしたトラブルも続出して、土曜日は本当に最悪でした。

    「さあ、ゆるむのだ!」…と思っても、ここ数週間教室も休んでいるし、土曜日は夜に子供の誕生会をする予定もあり、時間もありません。

    そこで、家族が寝静まった後に、ピンポイントで「肩こりギュードサー体操」をやってみました。

    これをすると下半身がどしっとする気がするので、心をお腹にもっていく助けになるのではないかと思ったのです。すると、ほんの数回だったのに、思いのほか効果絶大! すーっと気持ちが落ち着き、状況を冷静に考えられるようになりました。

    翌日の日曜日は、踊る直前まで舞台袖でギュードサー体操をやって、笑顔と、気持ちをお腹にもっていくことだけを考えて本番に臨みました。すると、前日の動揺がウソのように、のびのびと気持ちよく踊ることができたのです。多分、今までで一番上手に踊れたのではないかと思います。打ち上げの際、みんなに、とても上手になっていて驚いたと言われました。

    私はゆる体操教室に通い始めて日が浅いですが、実は、これだけではなく、ゆる体操のおかげで日舞が上達したかも??と思うようなことが、もっと前からありました。

    もともと私は踊りの筋が悪く、子供のお弟子さんがつい吹き出しちゃうくらい、“ユニークな踊り”で知られた落ちこぼれの弟子でした。それが、去年の12月頃、ゆる体操教室に3回くらい続けて通った頃でしょうか、「あ、もしかしてこういうことかな?」と、日本舞踊のカンどころのようなものが分かった気がしたのです。踊ることが気持ちよく、楽しくなってきたのもこの頃からでした。

    さらに言うと、丁度その時期に、仕事の際に、精神的に落ち着いてきたような気がするなあと感じていたんですよね。パニックになりやすかったのに、問題が起こっても冷静でいられたり、前より上手に自分の意見を発言できるようになった気がしたり…。

    でも、これに関しては、あまりに始めたばかりだったので、気のせいかな?と思っていたのです。

    年が明けて、ゆる体操に通えない日々が続くと、だんだんもとに戻ってきつつあるように感じたので、今後、またちゃんと通ってから確かめようと思っていました。

    でも、日舞の発表会で助けられてからは、やっぱりゆる体操の効果かも!!!と思い始めています。

    胃の不調もおかげさまでよくなってきたのですが、私の場合、ゆる体操は、それ以上に、精神的なところに及ぼす影響が絶大でした。ゆる体操に出会えて、プチ不調だったことにすら感謝!という気分です。

    長くなるので割愛しますが(もう十分長いですが)、この2日間でほかにもいろいろ思うことがあり、人生のいろんなことを急速に学んだ気がしました。人生の幸不幸や、成功&失敗も、実はほんの小さな差からくることが多く、ゆる体操は、というか、ゆるんでいると、絶対幸せになれる!…と改めて確信しました(笑)。

    ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。

    S.Yさん(女性・35歳)<編集者> *神楽坂ゆる体操教室2007年12月入会

    日舞の発表会の前に「肩こりギュードサー体操」をやったら・・・  S.Yさん(女性・35歳)<編集者>

  6. ※今回ご紹介する横内さんご夫妻は、視覚にハンディをお持ちのご夫妻
     です。2014年5月より、継続的に神楽坂教室に通ってくださっており、
     2015年4月からは「ゆる体操中級」クラスのレッスンにもご受講いただ
     いておりますが、お二人とも目覚ましい効果を得ておられます。

     こんなお二人のご様子を知ることは、多くの方にとって励みとなるので
     はないか・・・という思いから体験談の執筆をご相談したところ、快くご了承
     をいただきました。

     執筆には大変なご苦労を伴ったものと思われます。
     そんなお二人のご努力を尊重し、また、お二人の「生の声」をお伝えできる
     ように、いただいた原稿をできるだけそのまま生かす形で掲載をさせてい
     ただくことと致しました。

     以上につきましてご確認・ご了承いただきました上で、
     一人でも多くの皆さまにお読みいただけますと幸いです。

                                    (以上文責:坪山佳史)

    ~(第一走者)妻 : A.Yさん(37才)

    「道の凸凹が感じられ、外を歩くのが楽しみに・・・!」

    私がゆる体操と、出会ったのは、15年前、高岡英夫先生の本でした。

    購入し、ゆる体操は簡単だけど、とても効果のある、素晴らしさに感動しま
    した。

    そして、何冊か、書籍を購入し、この体操を実際に習ってみたい、学んでみ
    たいと思い、ニド先生の主催していた、 銀座のスタジオへ問い合わせてみ
    ました。

    実際にゆる体操を習ってみると、リードの声が心地良く、体をその声に合わ
    せて、ゆらしていると、まるで、温泉に入っているような感覚で、気持ち良い
    感じが全身に伝わってきました。

    そして、神楽坂教室との出会いがあり、4年前に何回か、通ったのですが、
    病気で2年くらいお休みしていました。

    一昨年から月3回くらいのペースで通っています。

    少しずつですが、筋肉が柔らかくまた、冷え性が良くなってきました。

    そして、一番驚いたのは、靴底から、はっきりと、道の凹凸が感じられるように
    なりました。白杖の先からも手にとるように、はっきりと感じとれるようになりまし
    た。

    だから、外を歩くのが、楽しくなりました。

    そして、今、日本舞踊や三味線などいろいろなことに、チャレンジできるのも、ゆる
    体操を学ばせて頂けているお陰だと、思っています。

    月に3回のペースで、ゆっくりではありますが、3年、5年と続いて行けたらと思って
    います。


    ★              ★                  ★



    ~(第二走者)夫 : A.Yさん(49才)

    「70キロ近くあった体重が61キロへ・・・!」


    私が神楽坂ゆる体操教室に初めて参加したのは、今から、4年前のことになります。

    妻から、ゆる体操で痩せた人がいるよと聞いたからです。
    それまで何度も、ダイエットに 試みたのですが、リバウンドしてしまい、なかなか66
    キロから下がらなかったのです。

    医者からは、痩せろ痩せろと怒られっぱなしでした。

    それまでも、居合道やバレーボール、気功体操などをやっていたのですが、それでも、
    なかなか、下がりませんでした。

    そこで、土日でもやっているお教室を探し、妻に頼んで恐る恐る、体験レッスンに、参
    加させてもらったのです。

    なぜ、恐る恐るかと言うと、私は、全く目が見えないからです。

    ところが、実際に始まってみると、とても、ゆったりとしており、簡単そうで、しかも、 声
    をだしながらの体操だったので、これなら続けられると思い、その場で入会しました。

    ところが、3ヵ月もすると、お教室に行くのが、億劫になり、暑いねとか、雨が降ってい
    るからとか、遠いねえなどと、理由をつけて、だんだん、足が遠のいてしまいました。

    そんなある日、 坪山先生から、
    「神楽坂ゆる体操教室開校10周年記念 合同レッスン会」
    の開催メールが、届いたのです。

    そこで、懐かしくなり、お教室にまた、顔を出してみることにしました。

    すると、間が開いたのが良かったのか、休んでいる間も、黄金の三点セットをしたり、
    自分なりに工夫して、いろいろと、ゆる体操もどきを、やり続けていたのが良かったのか、
    真剣に習ってみようと、思えたのです。

    すると、今までは、どんなにダイエットをしても、66キロを切らなかった体重が、徐々に
    減り始め、気が付いたら、 二十歳の頃の体重、61キロに、なっていたのです。

    それまで、70キロ近くも、あったのだから、ありがたいことです。

    そして嬉しいことに、長く正座をしていても、あまり、痺れなくなったのです。

    私は、三味線やお琴の演奏をするので、足の痺れには、長年、悩まされてきました。
    三味線は、弾く時に、右の太ももの上に乗せ、押さえつけながら、弾かねばなりません。
    演奏した後に、足が痺れてしまって、立てませんでは、洒落にはなりません。それが徐々
    に、痺れなくなったのです。

    それ以外にも、胸が広がり、肋骨の歪みが、徐々に、治り、肩こりもなくなってきました。
    私は、マッサージの仕事もしておりますが、まさか、ゆる体操でここまで、体が変わるとは、
    思いませんでした。

    お教室に、参加した後は、明らかに、体が軽くなるのです。

    これは、凄い!
    だから、最近ではみんなに、

    「ゆる体操は、凄いよ。 プロが、言うんだから、間違いないよ。」

    と言っています。

    もっともっと、体がゆるんでいくのが、楽しみです。

    これからも、ゆる体操を、続けていきたいと、思いますので、どうぞ よろしくお願いします。

    ●体験談〔夫婦リレー版〕夫婦で「ゆる体操」! それぞれの効果は・・・? 妻:A.Yさん(37才) / 夫:A.Yさん(49才)

  7. 40代より慢性関節リウマチを患い、それによる四肢機能障害で何かと不自由の多い生活を送っております。1997年には右膝の手術を行って人工関節となりましたが、その他、右手首と両足首はほとんど曲がらない状態となっています。

    そんな私でもできる、何か良い運動はないかと探していたところ、2005年3月のある日、新聞で、寝ながらでもできる「ゆる体操」というものの記事を読みました。

    これなら怠け者の私にも出来るのではないか、とふと思いました。

    4月に入り、読売日本テレビ文化センター錦糸町のゆる体操教室に、体験しに行きました。手足の不自由な私は床に寝ると起き上がれないため、不安がありましたが、椅子を利用すれば何とかひとりで立ち上がれることがわかり、「これなら、なんとかできるだろう」と、受講を決めました。

    「寝ゆる」は楽しいが「立ちゆる」は苦痛ばかり。見かねた坪山先生が、他の方が「立ちゆる」を行っている時間中ずっと、椅子に座って体操をすることを勧めてくださり、それからは楽に、取り組めるようになりました。

    このほかにも先生は、椅子に座りながらの私でもできる良い方法を色々と考えてくださり、大変ありがたく思っています。

    あれから4年。

    身体のハンディから、他の方と同じように動けないことにもどかしさを感じ、正直「やめようか」と思っていた時期もありましたが、最近は、心からゆる体操を楽しめるようになってきました。

    毎回の教室の後は気分がすっきりし、とても気持ちよく感じます。

    そうなると不思議なもので、知人・友人から「立ち姿が良くなった」とか「歩き方が早くなった」と、声をかけられることが多くなりました。

    去年の12月初めには、京都に紅葉を見に行きましたが、その時は私自身、以前と比べて軽やかに、長い時間を歩けるようになったことを実感しました。日常の所作や動作も、以前よりスムーズになったように思います。「石の上にも3年」と言いますが、あの時にやめないで良かった。ゆる体操を続けて良かったなと、今はつくづく感じます。

    これからも遅々とした歩みだとは思いますが、ゆっくりと自分なりのペースで、ゆる体操と付き合っていきたいと思っています。

    A.Yさん(女性・67歳) *2005年4月読売日本テレビ文化センター錦糸町「ゆる体操教室」入会

    慢性関節リウマチの私。マイペースで「寝ゆる」と「椅子ゆる」を楽しんでいます。  A.Yさん(女性・67歳)

  8. ★以下、教室代表による補足

    新型コロナウィルスの感染拡大が社会に深刻な影響を与える状況に陥ってから約1年となりますが、
    そんな中、2年前より神楽坂教室に通われるフィールドホッケー選手のD.Mさんより、コロナに
    より様々な状況が変化する中、神楽坂ゆる体操教室の「オンライン受講」と「フリー受講」の制度
    を上手く活用し、アスリートとして大きな成果を上げることができた・・・という体験談をお書き
    いただきました。

    今回、D.Mさんに体験談の執筆をお願いすることになったきっかけは、昨年(2020年)末に
    レッスンのご参加連絡とともにいただいた以下のようなご報告メールでした。

    ※                   ※                  ※


    また取り急ぎの報告で申し訳ないのですが、坪山先生のクラスを始めとしたゆる体操のおかげで、
    ホッケー競技で大きな進歩をすることができました。
    それは何かというと、来シーズンから日本のトップリーグに所属する”Fクラブ(仮称・以下同)”
    というチームで、選手兼広報としてプレイできることになりました。
    このチームは現日本代表選手が3名、さらに元代表選手も2名所属、さらに国体や日本リーグ優勝
    経験もある、正真正銘のホッケー界のトップチームです。
    今までは東京のトップからはリーグが一つ下のチームで活動しており、練習や試合も仕事の影響で
    多くても月2~3回しかできないという状況でしたが、そんな中でもこのチームに入るチャンスを
    掴むことができたのは、間違いなくゆる体操のおかげだと感じております。

    ※                   ※                  ※

    以下、こちらの詳細の内容について後日改めてご報告くださった体験談をご紹介いたします。

    スポーツや趣味などの上達を目指してゆる体操に取り組んでおられる方はもちろん、そうでない方
    にも、「元気」をお届けできる内容かと思いますので、よろしければ是非ご一読ください。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ★以下、体験談本文
     
    2020年は神楽坂ゆる教室のおかげで、僕が専門競技として取り組むフィールドホッケーで大き
    く前進することができました。
    こちらに関して、詳細をご報告させていただきます。
    少し長文になるかと思いますが、お付き合いいただけますと幸いです。

    1.コロナの影響で、逆に上達のチャンスが増えた

    2020年は新型コロナウイルスが世界的に大流行した年になりましたが、このコロナが流行する
    社会情勢の中で、僕が取り組むフィールドホッケー競技の環境も大きく変化しました。

    これまでのシーズンとは全く違う条件の中でトレーニングをしなければいけない1年となり、課題
    も多かったのですが、その分大きな発見や進歩もありました。

    まず環境の変化についてはコロナの影響で、4月~5月は僕が所属していた“T(仮称)”という
    ホッケーチームは活動が全面休止となりました。

    6月からは感染防止に配慮した上で練習再開となったものの、関東リーグ、国体予選、本国体など
    主要な国内のリーグがほとんど中止となりました。

    当時の社会情勢も相まって、正直ホッケーどころではない状況の選手達も多くおり、この練習中止
    がきっかけで競技へのモチベーションが保てなくなる選手も現れ始め、これまでのようなチーム練
    習を行うことが難しい年になりました。

    そんな中、10月に日本リーグという国内のホッケートップリーグが再開となりましたが、まだ地
    方ではコロナへの感染を警戒する声も強い時期でした。メンバーが家族や職場から県外遠征の同意
    を得ることができず、大会を棄権せざるを得ないチームもあり、例年通りの日本トップを決める大
    会になってはいないという声も聞こえました。

    やはり競技選手のモチベーションの多くは大会で勝利することなので、練習への参加率や競技への
    熱意が落ちてしまった事は、コロナによって起きた、とても大きな影響だったと感じています。
    しかし僕個人としては、このコロナの状況を逆に上達のチャンスと捉え、コロナ以前より精力的に
    練習に取り組むことができました。

    どういう事かというと、まずコロナの影響で仕事のリモートワーク化が大きく進むことで、自宅で
    自由にゆる体操に取り組める機会が増えたということです。このことが上達にとって大きなプラス
    になったと感じています。

    さらに加えて、オンラインレッスン開始のおかげで、教室に参加できる頻度が格段に増えました。

    神楽坂ゆる体操教室ではいち早くZoomを活用し、自宅で気軽に参加できるオンラインレッスンを導
    入していただけたのですが、僕はさらに定額で月に何回でもレッスンに参加できるフリー受講制度
    を組み合わせる事で、月に何度でもオンラインレッスンに参加することが可能となりました。

    これが2020年のトレーニングの成果を天と地ほど覆す、僕にとっての革命的な出来事となりま
    した。

    というのも事情がありまして、僕は以前より、2020年の5月に東京からF県に帰省して、職場
    もホッケーの所属チームも変えて新しい生活をスタートすることを決めていました。

    なので、もしコロナの流行が起きていなければ、本格的なゆるトレーニングは毎月東京に通い続け
    てゆる体操教室や運動総研の専門講座を受講する必要がありました。

    これは実際に教室に通っていて実感していたのですが、ゆるを自習した場合と、ゆる体操教室や運
    動総研の専門講座で指導を受けた場合とでは、上達のスピードが全く違ってきます。

    なので教室には通い続けたいのですが、かなり多くの時間とお金をトレーニング以外の移動や宿泊
    にも割く必要が出てきてしまい、これは正直かなりキツイなと思っておりました。

    そんな中、自宅で気軽に受講できるオンラインレッスンという選択肢ができてくれたお陰で、この
    悩みが一気に解消されたのです。


    2.オンラインレッスンで感じたメリット

    このオンラインレッスンのメリットですが、大きく3つあると実感しました。

    まず1つ目が、参加に必要なコストが本当に少ないという事です。

    当然自宅でレッスンを受講できるので、移動にほとんど時間がかかりません。
    なので仕事が繁忙期で、遠方に住んでいても、生に近いレッスンを継続的に受講できました。
    ゆる体操は継続することで本当に高い効果を得られると感じているので、これは非常にありがたく
    感じております。

    2つ目は、寝ゆるのような寝た姿勢の体操の時も、先生の動きが良く見えるという事です。

    普段の教室では寝ゆるをしているときは、先生の細かい動きの確認はできておりませんでしたが、
    Zoomでは画面に先生の動きが映っているので、気になる部分の動きを確認する事もできます。

    またPCの知識は多少必要ですが、2画面などにすれば自分も画面に写すことができるので、先生
    と自分の動きの違いなどを確認しながら、より正確に体操を練習することもできます。

    最後の3つ目のメリットですが、より気軽に参加できる事から他人に紹介しやすくなったという
    ことが挙げられます。

    僕が実践し、これだけ高い効果を得ることのできたゆる体操ですので、できればチームの他のメ
    ンバーにも取り組んでもらい、チーム力の向上につなげることができればと思っています。
    その際、最初から教室でのレッスンに誘うのは敷居が高くても、オンラインレッスンであれば気
    軽に体験をできるのではないかと思います。



    3.オンラインレッスンの効果

    レッスンがオンラインになり、やはり最初の頃一番気になったのは、生のレッスンと同じように効
    果が出るのか? という事です。

    いきなり結論ですが、これについては全く杞憂で、しっかりゆる体操の効果を感じる事ができまし
    た。

    生レッスンの方が当然効果は高いと感じますが、オンラインレッスンでも十分に体操で気を付ける
    べきポイントは分かりますし、先生のリードもあり一人でゆる体操をするより、断然高い効果があ
    ると感じました。

    そしてこのオンラインレッスンを約10ヶ月間継続した結果、大きな効果を実感した体験をいくつ
    か紹介します。

    まず、フィールドホッケーのトレーニングをした後の疲れがものすごく取れやすくなりました。
    以前は翌日の仕事にまで、何とも言えない体の疲れやコリが残っていた時もありましたが、これが
    しっかり解消できるようになりました。
    それにより、普段のホッケーの練習の質も格段に上がったと感じております。

    また特に寝ゆるの効果が上がった事も感じています。
    色々な寝ゆるのバリエーションを教室で教えてもらえる中、自宅では多くても2~3つの体操をピッ
    クアップして取り組んでいるのですが、その効果が以前と全く変わりました。

    他には、トレーニング後の筋肉痛の起きる箇所が変わってきたことも実感できます。
    今までは激しく運動すると、腿の前部分や股関節の側面、お尻の横部分が主に疲労し、筋肉も張っ
    て、筋肉痛が起きていたのですが、これがももの内側、裏側やお尻の上の方も起きるようになって
    きました。

    特に走り方を意識して変えたわけではないので不思議ですが、これも足ネバ、ウッススリスリ、足
    足系の体操などを練習の合間に行っていたことが良かったのかな?と考えています。


    4.競技選手としての2020年の成果

    競技選手としての、2020年の一番大きな成果は、「Fクラブ」という強豪チームに加入できた
    ことです。
    「Fクラブ」は現役の日本代表選手も3人在籍している強豪チームですが、ここに加入したことで
    これまでよりもさらにレベルの高い環境でフィールドホッケーに取り組むことができるようになり
    ました。

    入団テストを兼ねた練習試合での活躍が認められて入団に至ったのですが、この時とても調子よく
    プレーできたのも、コロナ渦でもオンラインレッスン等でゆる体操を継続できていたおかげだと考
    えています。

    ゆる体操をしていた事により確実に以前より全身、特に足腰が疲れにくくなり、また、ボールに対
    する反応やレシーブの精度も上がりました。

    以前はディフェンスに行かなければいけない状況なのに足腰の疲労で距離を詰め切れなかったり、
    そもそものポジショニングが悪くディフェンスに行くべきタイミングでディフェンスに行けないと
    いう事がありました。

    しかしゆる体操のトレーニングを継続していくと、不思議なことに

    「自分はこの状況ならここにいるべきだよな。なぜならこの後の展開はこういう風に動く可能性が
    高いから。」

    と、頭が勝手に次の状況を考えてくれているようなことも起こるようになりました。

    正しい理由はわかりませんが、

    「ゆる体操のトレーニングを通して脳の疲労が取れてきたからかな?」

    と想像しています。

    このように、2020年は神楽坂ゆる体操教室のオンラインレッスンのお蔭で競技のパフォーマン
    スが格段に向上し、さらにレベルの高い環境でホッケーに取り組むことができるようになりました。

    これも、ゆる体操を開発してくださった高岡英夫先生や運動科学総合研究所の皆様、そして坪山先
    生を始めとした神楽坂ゆる体操教室の指導員・スタッフの皆様のお蔭だと思っております。

    最後に。
    もしもこの文書を読んでくださっている方の中で、オンラインレッスンの受講を検討されている方
    がおられるようでしたら、まずは実際にご自身でレッスンを体験してみることを強くオススメしま
    す。

    以上、長文となりましたがご一読いただきありがとうございました。
     
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ★以下、教室代表による補足
     
    とても興味深い、そして「元気になる」ご報告でしたが、最後に2点ほど、補足をさせていただき
    ます。

    <1>

    先に、D.Mさんよりこの体験談をお書きいただくことになったきっかけのメールをご紹介しまし
    たが、それよりもさらに前の時期のレッスンでのこと。
    D.Mさんの立ち姿から、体の軸・センターが以前よりも格段に成長・発達した様子が(画面を通
    してでも)はっきりと感じられたため、私がそれをご本人にお伝えしたことがありました。

    センターの発達は、動きの改善・進化のみでなく、

    「大所高所に立った見方・判断ができるようになる」

    といった認識能力の向上にも影響しますが、体験談本文の中にあった、

    (ホッケーの試合中のポジション取りに関して)
    「不思議なことに」
    「頭が勝手に次の状況を考えてくれている」

    ・・・ようになった理由は、D.Mさんのセンターの発達による影響が大きいのではないか?
    と私は考えています。

    <2>

    こちらの体験談の原稿をいただいたのは2021年1月下旬だったのですが、その後ご本人から
    「その後」について以下のようなメールをいただきました。

    ※                   ※                  ※


    フィールドホッケーの2月の成果ですが、練習があるたびにチームメイトから、

    前より上手くなっていない?

    と言われるほど調子が良く、今月2回行われた練習試合でも3得点1アシストすることができまし
    た。

    チームの合計得点は6点だったので、半分以上のチーム得点を出せており、チームメイトからの信
    頼も得られてきている実感があります。

    ※                   ※                  ※


    フィールドホッケー界における、国内屈指の強豪チームでこれだけの活躍ができているということ
    は本当に素晴らしく、今後のさらなる活躍がとても楽しみでもあります。

    人間のあらゆるパフォーマンスの向上を支える「インフラ」として作られたのがゆる体操ですので、
    今回D.Mさんがご報告くださったような成果を、他のスポーツや身体運動の各分野は勿論、仕事
    や知的パフォーマンスに関わる分野において目指すことは、ゆる体操への取り組み方次第で十分可
    能なことと言えます。

    コロナ禍が続く状況下、つい気持ちも「守り」の回路に入りがちですが、そのような中でも、自身
    の夢や目標に向けての歩みを止めたり、減速させたりしたくない・・・と考える方も多くおられる
    ことと思います。

    神楽坂ゆる体操教室では、そのような皆さんのチャレンジも、ゆる体操を通して今後も力強く応援
    していきたいと考えております。

    “オンライン&フリー” 受講を活用し、コロナ禍でも飛躍的な上達と成果を実現 D.Mさん(男性・20代)<会社員/フィールドホッケー選手>

  9. 5年半前、会社で小耳にはさんだ「Nさん、ゆる体操で〇キロ痩せたらしいよ」。
    こんな耳寄りなお話しに加えて、住まいの神楽坂に教室があるということも重なり、
    ゆる体操教室に通う日々が始まりました。

    もともと仕事が忙しく、平日の帰宅は21時、22時。

    子供たちが小さいころは、自分の時間など全くない生活を長く続けていたのですが、
    下の子どもが高校生になり、手がかからなくなった時期にゆる体操と出会ったこと
    も何かのご縁があったのだと思います。


    始めた頃は、「寝ゆる」がいつの間にか「寝てる」になったり、肩の力がどうしても
    抜けなかったり、本当に効果があるのだろうかと半信半疑なときもありました。

    それでも1年、2年と続けられたのは、レッスン後の「気持ちよさ」や「帰り道の足の
    軽さ」を感じられるようになったこと、さらに体重は減らないものの、体型に「すっきり
    感」が出てきたことです。また、お風呂に入った時に鏡を見て、左右のバランスが良く
    なったような気がしてきました。50代でも体は変わるものだと実感でき、ますます
    レッスンが楽しみになりました。

    中級になってからは土曜日の教室に通っていますが、この教室の生徒さんが仕事
    や趣味の達人ばかりで、坪山先生のご指導と共に教室の「気」を高めているのではな
    いかと感じています。

    和やかな雰囲気の中にも心地よい緊張感があるとても良い教室です。


    ちょうど1年前に準指導員2級試験を受験しました。

    筆記試験はひたすら体操名を暗記していましたが、実技は練習するしかありません。
    しかも課題となる体操は直前までわかりません。DVDもありますが毎日練習する時間も
    とれません。
    とにかく教室に通って先生のご指導をしっかり聞いて正しく実践することに注力しました。
    人によって効果が出る練習方法は異なると思いますし、個人で質の高い練習ができる場
    合もあると思いますが、私の場合は、教室に通って「気」を取り入れて練習するという方法
    が一番合っているのだと実感しました。

    いざ実技試験本番の時もいつもの教室の練習を思い出しながら、なんとか合格することが
    できました。

    ゆる体操を続ける一方で、老化は確実に進んでいます。右肩下がりに坂を下っていくと
    いうより、ある日急に肩が痛くなったり、腕が上がらなくなったりして、エアポケットにすとんと
    落ちたような感覚に愕然としてしまいます。
    だったらもっと練習すれば良いと思うものの、仕事が忙しいとか、帰りが遅いとか、何かと理
    由をつけて平日は寝る前にひざコゾコゾ体操をするくらい。

    そこで、会社でコピーを取りながら手首プラプラ体操をしたり、ホームで電車を待つ間に踵ク
    ルクル体操をしたりしています。

    いつでもどこでもゆるんだ状態になれたら、毎日もっと気持ち良く過ごすことができるだろうし、
    60代になっても70代になっても人生楽しいじゃないか、と思えてきます。

    めざせ「ゆるシニア」。

    ~T.Mさん(女性・59才)<会社員/主婦>~

    50代でも体は変わることを実感!めざすは「ゆるシニア」。~T.Mさん(女性・59才)<会社員/主婦>~

  10. 私は今年の6月に42歳で第一子を出産しました。出産の2日前まで教室に通ったおかげか、高齢の初産にもかかわらず、病院の先生も驚くほどの安産でした。受講中、常に体調を気遣っていただき、坪山先生には大変お世話になりました。

    ゆる体操を初めて体験したのは2007年の9月です。 その時すでにお腹に赤ちゃんがいたわけですが全く気付いていなくて、肩こりや体の不調が改善されればいいな、という軽い気持ちで参加しました。

    ずいぶん不思議な体操だな、こんな動きがほんとに体に効くのかしら?というのがその時の正直な感想でした。 その後すぐに妊娠がわかったため、一応大事をとって安定期に入ってから再開しました。「ゆる体操は妊婦にも良い」という記事を新聞やマタニティ雑誌でみかけましたが、お腹が大きくても無理のない動きが多いですし、心も体もゆったりできて、まさに妊婦向きの体操といえるかもしれません。腰痛にもならずに楽しい妊婦生活を送ることができたのは、やはりゆる体操のおかげと思います。

    なにより印象的だったのは、ゆる体操中、お腹の中の赤ちゃんが私以上にリラックスしていた、ということです。同時期に妊婦向けのヨガ教室にも通っていたのですが、ヨガの時には赤ちゃんはほとんど動かないのに、ゆる体操中は気持ち良さそうにぐるぐると動き回っていました。お腹の中で、赤ちゃんもゆるんでいるのかな、となんだか楽しい気持ちになりました。

    また、行動範囲が狭くなりがちな妊婦にとって、月に3回の神楽坂探検は大変楽しいものでした。教室の後、友達と待ち合わせてランチしたり、お店を覗いたり、とてもよい気分転換になりました。

    入院中、助産師さんから「安産の秘訣はなんですか?」と聞かれたので、「ゆる体操がよかったのかな」と答えたところ、若い彼女はゆる体操を知らなかったようで、真剣な面持ちでメモしていました。助産師さんの勧めでゆる体操を始める妊婦さんもいるそうですが、今後更にそういう知識が広がっていけばいいなと思います。

    今は子育てに奮闘の毎日です。坪山先生から、子連れクラスを開設する計画があると伺っていますので、ぜひ参加したいと思っています。産まれる前からゆる体操が大好きな息子と一緒に通える日を楽しみにしております。

    N.Hさん(女性・40代)<主婦> *神楽坂ゆる体操教室2007年11月入会

    40代で初めての出産。病院の先生も驚くほどの安産でした。  N.Hさん(女性・40代)<主婦>