会員さんの声一覧

“オンライン&フリー” 受講を活用し、コロナ禍でも飛躍的な上達と成果を実現 D.Mさん(男性・20代)<会社員/フィールドホッケー選手>

★以下、教室代表による補足

新型コロナウィルスの感染拡大が社会に深刻な影響を与える状況に陥ってから約1年となりますが、
そんな中、2年前より神楽坂教室に通われるフィールドホッケー選手のD.Mさんより、コロナに
より様々な状況が変化する中、神楽坂ゆる体操教室の「オンライン受講」と「フリー受講」の制度
を上手く活用し、アスリートとして大きな成果を上げることができた・・・という体験談をお書き
いただきました。

今回、D.Mさんに体験談の執筆をお願いすることになったきっかけは、昨年(2020年)末に
レッスンのご参加連絡とともにいただいた以下のようなご報告メールでした。

※                   ※                  ※


また取り急ぎの報告で申し訳ないのですが、坪山先生のクラスを始めとしたゆる体操のおかげで、
ホッケー競技で大きな進歩をすることができました。
それは何かというと、来シーズンから日本のトップリーグに所属する”Fクラブ(仮称・以下同)”
というチームで、選手兼広報としてプレイできることになりました。
このチームは現日本代表選手が3名、さらに元代表選手も2名所属、さらに国体や日本リーグ優勝
経験もある、正真正銘のホッケー界のトップチームです。
今までは東京のトップからはリーグが一つ下のチームで活動しており、練習や試合も仕事の影響で
多くても月2~3回しかできないという状況でしたが、そんな中でもこのチームに入るチャンスを
掴むことができたのは、間違いなくゆる体操のおかげだと感じております。

※                   ※                  ※

以下、こちらの詳細の内容について後日改めてご報告くださった体験談をご紹介いたします。

スポーツや趣味などの上達を目指してゆる体操に取り組んでおられる方はもちろん、そうでない方
にも、「元気」をお届けできる内容かと思いますので、よろしければ是非ご一読ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★以下、体験談本文
 
2020年は神楽坂ゆる教室のおかげで、僕が専門競技として取り組むフィールドホッケーで大き
く前進することができました。
こちらに関して、詳細をご報告させていただきます。
少し長文になるかと思いますが、お付き合いいただけますと幸いです。

1.コロナの影響で、逆に上達のチャンスが増えた

2020年は新型コロナウイルスが世界的に大流行した年になりましたが、このコロナが流行する
社会情勢の中で、僕が取り組むフィールドホッケー競技の環境も大きく変化しました。

これまでのシーズンとは全く違う条件の中でトレーニングをしなければいけない1年となり、課題
も多かったのですが、その分大きな発見や進歩もありました。

まず環境の変化についてはコロナの影響で、4月~5月は僕が所属していた“T(仮称)”という
ホッケーチームは活動が全面休止となりました。

6月からは感染防止に配慮した上で練習再開となったものの、関東リーグ、国体予選、本国体など
主要な国内のリーグがほとんど中止となりました。

当時の社会情勢も相まって、正直ホッケーどころではない状況の選手達も多くおり、この練習中止
がきっかけで競技へのモチベーションが保てなくなる選手も現れ始め、これまでのようなチーム練
習を行うことが難しい年になりました。

そんな中、10月に日本リーグという国内のホッケートップリーグが再開となりましたが、まだ地
方ではコロナへの感染を警戒する声も強い時期でした。メンバーが家族や職場から県外遠征の同意
を得ることができず、大会を棄権せざるを得ないチームもあり、例年通りの日本トップを決める大
会になってはいないという声も聞こえました。

やはり競技選手のモチベーションの多くは大会で勝利することなので、練習への参加率や競技への
熱意が落ちてしまった事は、コロナによって起きた、とても大きな影響だったと感じています。
しかし僕個人としては、このコロナの状況を逆に上達のチャンスと捉え、コロナ以前より精力的に
練習に取り組むことができました。

どういう事かというと、まずコロナの影響で仕事のリモートワーク化が大きく進むことで、自宅で
自由にゆる体操に取り組める機会が増えたということです。このことが上達にとって大きなプラス
になったと感じています。

さらに加えて、オンラインレッスン開始のおかげで、教室に参加できる頻度が格段に増えました。

神楽坂ゆる体操教室ではいち早くZoomを活用し、自宅で気軽に参加できるオンラインレッスンを導
入していただけたのですが、僕はさらに定額で月に何回でもレッスンに参加できるフリー受講制度
を組み合わせる事で、月に何度でもオンラインレッスンに参加することが可能となりました。

これが2020年のトレーニングの成果を天と地ほど覆す、僕にとっての革命的な出来事となりま
した。

というのも事情がありまして、僕は以前より、2020年の5月に東京からF県に帰省して、職場
もホッケーの所属チームも変えて新しい生活をスタートすることを決めていました。

なので、もしコロナの流行が起きていなければ、本格的なゆるトレーニングは毎月東京に通い続け
てゆる体操教室や運動総研の専門講座を受講する必要がありました。

これは実際に教室に通っていて実感していたのですが、ゆるを自習した場合と、ゆる体操教室や運
動総研の専門講座で指導を受けた場合とでは、上達のスピードが全く違ってきます。

なので教室には通い続けたいのですが、かなり多くの時間とお金をトレーニング以外の移動や宿泊
にも割く必要が出てきてしまい、これは正直かなりキツイなと思っておりました。

そんな中、自宅で気軽に受講できるオンラインレッスンという選択肢ができてくれたお陰で、この
悩みが一気に解消されたのです。


2.オンラインレッスンで感じたメリット

このオンラインレッスンのメリットですが、大きく3つあると実感しました。

まず1つ目が、参加に必要なコストが本当に少ないという事です。

当然自宅でレッスンを受講できるので、移動にほとんど時間がかかりません。
なので仕事が繁忙期で、遠方に住んでいても、生に近いレッスンを継続的に受講できました。
ゆる体操は継続することで本当に高い効果を得られると感じているので、これは非常にありがたく
感じております。

2つ目は、寝ゆるのような寝た姿勢の体操の時も、先生の動きが良く見えるという事です。

普段の教室では寝ゆるをしているときは、先生の細かい動きの確認はできておりませんでしたが、
Zoomでは画面に先生の動きが映っているので、気になる部分の動きを確認する事もできます。

またPCの知識は多少必要ですが、2画面などにすれば自分も画面に写すことができるので、先生
と自分の動きの違いなどを確認しながら、より正確に体操を練習することもできます。

最後の3つ目のメリットですが、より気軽に参加できる事から他人に紹介しやすくなったという
ことが挙げられます。

僕が実践し、これだけ高い効果を得ることのできたゆる体操ですので、できればチームの他のメ
ンバーにも取り組んでもらい、チーム力の向上につなげることができればと思っています。
その際、最初から教室でのレッスンに誘うのは敷居が高くても、オンラインレッスンであれば気
軽に体験をできるのではないかと思います。



3.オンラインレッスンの効果

レッスンがオンラインになり、やはり最初の頃一番気になったのは、生のレッスンと同じように効
果が出るのか? という事です。

いきなり結論ですが、これについては全く杞憂で、しっかりゆる体操の効果を感じる事ができまし
た。

生レッスンの方が当然効果は高いと感じますが、オンラインレッスンでも十分に体操で気を付ける
べきポイントは分かりますし、先生のリードもあり一人でゆる体操をするより、断然高い効果があ
ると感じました。

そしてこのオンラインレッスンを約10ヶ月間継続した結果、大きな効果を実感した体験をいくつ
か紹介します。

まず、フィールドホッケーのトレーニングをした後の疲れがものすごく取れやすくなりました。
以前は翌日の仕事にまで、何とも言えない体の疲れやコリが残っていた時もありましたが、これが
しっかり解消できるようになりました。
それにより、普段のホッケーの練習の質も格段に上がったと感じております。

また特に寝ゆるの効果が上がった事も感じています。
色々な寝ゆるのバリエーションを教室で教えてもらえる中、自宅では多くても2~3つの体操をピッ
クアップして取り組んでいるのですが、その効果が以前と全く変わりました。

他には、トレーニング後の筋肉痛の起きる箇所が変わってきたことも実感できます。
今までは激しく運動すると、腿の前部分や股関節の側面、お尻の横部分が主に疲労し、筋肉も張っ
て、筋肉痛が起きていたのですが、これがももの内側、裏側やお尻の上の方も起きるようになって
きました。

特に走り方を意識して変えたわけではないので不思議ですが、これも足ネバ、ウッススリスリ、足
足系の体操などを練習の合間に行っていたことが良かったのかな?と考えています。


4.競技選手としての2020年の成果

競技選手としての、2020年の一番大きな成果は、「Fクラブ」という強豪チームに加入できた
ことです。
「Fクラブ」は現役の日本代表選手も3人在籍している強豪チームですが、ここに加入したことで
これまでよりもさらにレベルの高い環境でフィールドホッケーに取り組むことができるようになり
ました。

入団テストを兼ねた練習試合での活躍が認められて入団に至ったのですが、この時とても調子よく
プレーできたのも、コロナ渦でもオンラインレッスン等でゆる体操を継続できていたおかげだと考
えています。

ゆる体操をしていた事により確実に以前より全身、特に足腰が疲れにくくなり、また、ボールに対
する反応やレシーブの精度も上がりました。

以前はディフェンスに行かなければいけない状況なのに足腰の疲労で距離を詰め切れなかったり、
そもそものポジショニングが悪くディフェンスに行くべきタイミングでディフェンスに行けないと
いう事がありました。

しかしゆる体操のトレーニングを継続していくと、不思議なことに

「自分はこの状況ならここにいるべきだよな。なぜならこの後の展開はこういう風に動く可能性が
高いから。」

と、頭が勝手に次の状況を考えてくれているようなことも起こるようになりました。

正しい理由はわかりませんが、

「ゆる体操のトレーニングを通して脳の疲労が取れてきたからかな?」

と想像しています。

このように、2020年は神楽坂ゆる体操教室のオンラインレッスンのお蔭で競技のパフォーマン
スが格段に向上し、さらにレベルの高い環境でホッケーに取り組むことができるようになりました。

これも、ゆる体操を開発してくださった高岡英夫先生や運動科学総合研究所の皆様、そして坪山先
生を始めとした神楽坂ゆる体操教室の指導員・スタッフの皆様のお蔭だと思っております。

最後に。
もしもこの文書を読んでくださっている方の中で、オンラインレッスンの受講を検討されている方
がおられるようでしたら、まずは実際にご自身でレッスンを体験してみることを強くオススメしま
す。

以上、長文となりましたがご一読いただきありがとうございました。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★以下、教室代表による補足
 
とても興味深い、そして「元気になる」ご報告でしたが、最後に2点ほど、補足をさせていただき
ます。

<1>

先に、D.Mさんよりこの体験談をお書きいただくことになったきっかけのメールをご紹介しまし
たが、それよりもさらに前の時期のレッスンでのこと。
D.Mさんの立ち姿から、体の軸・センターが以前よりも格段に成長・発達した様子が(画面を通
してでも)はっきりと感じられたため、私がそれをご本人にお伝えしたことがありました。

センターの発達は、動きの改善・進化のみでなく、

「大所高所に立った見方・判断ができるようになる」

といった認識能力の向上にも影響しますが、体験談本文の中にあった、

(ホッケーの試合中のポジション取りに関して)
「不思議なことに」
「頭が勝手に次の状況を考えてくれている」

・・・ようになった理由は、D.Mさんのセンターの発達による影響が大きいのではないか?
と私は考えています。

<2>

こちらの体験談の原稿をいただいたのは2021年1月下旬だったのですが、その後ご本人から
「その後」について以下のようなメールをいただきました。

※                   ※                  ※


フィールドホッケーの2月の成果ですが、練習があるたびにチームメイトから、

前より上手くなっていない?

と言われるほど調子が良く、今月2回行われた練習試合でも3得点1アシストすることができまし
た。

チームの合計得点は6点だったので、半分以上のチーム得点を出せており、チームメイトからの信
頼も得られてきている実感があります。

※                   ※                  ※


フィールドホッケー界における、国内屈指の強豪チームでこれだけの活躍ができているということ
は本当に素晴らしく、今後のさらなる活躍がとても楽しみでもあります。

人間のあらゆるパフォーマンスの向上を支える「インフラ」として作られたのがゆる体操ですので、
今回D.Mさんがご報告くださったような成果を、他のスポーツや身体運動の各分野は勿論、仕事
や知的パフォーマンスに関わる分野において目指すことは、ゆる体操への取り組み方次第で十分可
能なことと言えます。

コロナ禍が続く状況下、つい気持ちも「守り」の回路に入りがちですが、そのような中でも、自身
の夢や目標に向けての歩みを止めたり、減速させたりしたくない・・・と考える方も多くおられる
ことと思います。

神楽坂ゆる体操教室では、そのような皆さんのチャレンジも、ゆる体操を通して今後も力強く応援
していきたいと考えております。