会員さんの声一覧

  1. 私は、2010年の秋からゆる体操を始め、
    会社員をしながら三味線や講談など和のお稽
    古を嗜んでいます。

    と言うと、「10年以上も!」と、新しい方
    から尊敬のまなざしを向けられますが、決し
    て熱心な会員ではなく…。

    そもそも始めたきっかけですが、私は腰痛持
    ちでした。

    30代半ばでぎっくり腰になり、医者から
    「歩きなさい」と言われましたが、

    忙しい
    →ウォーキングの時間が取れない
    →腰痛のリスクが高まる

    ことに悩んでいました。体験レッスンで
    寝ゆるをしたとき、
    これで一生腰痛とは無縁だわと直感し、すぐ
    に入会したというわけです。40代前半でした。

    しかし、次なる悩みが生まれます。

    仕事が繁忙
    →休みはお稽古ごとで手一杯
    →レッスンに行けないのです。

    こんな調子で、ムラのある受講をしていまし
    た。

    そしてやってきたコロナ禍、レッスンの回数
    がますます減ります。

    2021年は教室に行ったのが年末にたった
    一回というありさまでしたが、いつもと変わ
    らず迎えてくれた先生には本当に申し訳なく、
    感謝しかありません。

    久しぶりにレッスンに出て思ったのは、意外
    にも「疲れる」ことでした。

    座ゆるのときに足が上がりません。

    家で腰モゾモゾぐらいはしていたものの、
    私ももう50代になり体力の衰えを感じてい
    ましたが、それにより、ゆる体操は、ゆるめ
    ると同時にインナーマッスルも使っていた
    のだと気がつきました。

    ちょうどその頃、Nさんの日本舞踊の舞台を
    見に行く機会がありました。Nさんは言わず
    と知れた神楽坂教室のレジェンドです。

    私も少し経験がありますが、見ると優雅な
    日舞ですが、かつらも重いし、本当に大変です。

    毛布を体にぐるぐる巻きつけてお引きずりに
    して盆踊りでも踊ってみると、その過酷さを
    擬似体験できます。

    話がそれました。

    Nさんの踊りを初めて見たのは10年ほど前
    ですが、体のキレは年月を感じさせず、
    精神的な安定も加わって、むしろ今の方がよい
    とさえ感じました。

    私は拍手を送りながら思いました。

    同年代のNさんに比べ、こちらは座ゆるでクタ
    クタ、この差は何なのだろうと。

    まだまだ仕事も忙しいし、お稽古ごとも続け
    たい。

    レジェンド級は無理でも、体力をつけたいと
    思いました。ちょうど定額受講のシステムが
    始まったので、オンラインも入れて月4回受ける
    ことにしました。

    オンラインは効果が薄いのではと最初は斜めに
    見ていましたが、便利です。
    何もしなければ体への効果はゼロですから。

    定額受講をして半年ほどたって、全体的によく
    なっていると思います。

    40代は、基礎体力があるので肩や腰などパーツ
    がゆるめばよかったのですが、
    今は全体の底上げが大事だと思います。

    ゆるの日はよく眠れます。
    以前は、仕事が忙しいのに眠りが浅いのは年齢
    のせいかなと思っていましたが、リラックスが足り
    ていないのだと気がつきました。

    熟睡を諦めるところでした。

    1日気持ちが張りつめた日は、復習用の動画
    で緊張をほぐすようにしています。

    また、お正月に旅行に行きましたが、よく歩
    けました。

    それから、レッスンの後、すぐに三味線や講談
    のお稽古をしてみて、きれいな音が出たとか
    声が出たとか、自分なりに効果を発見しています。

    少しブランクがあいた方も、
    どうぞ今の生活に合った新しい目標を見つけて、
    小さな変化を楽しんでください。

    コロナ後、レッスンに復帰してわかったこと<Y.Tさん(50代女性・会社員)>

  2. 「ゆる体操」を始めて1年になりました。 みのもんたさんの番組で紹介されているのを見たのが最初のきっかけでした。

    早速「ゆる体操」の本を買い求め、まずは実践。 「寝ゆる黄金の3点セット」を就寝前の、思いだしたときにやりました。行った夜は寝付きがよく熟睡できたので、なんだか、体に良さそうと感じ、心に「ゆる」の二文字が刻まれました。

    昨年の6月、神楽坂に用事があり出かけたとき、ふと上をみると「神楽坂ゆる体操教室」があるではありませんか・・・ 階段をあがるとレッスン中。帰宅してさっそく体験の申し込みをしました。

    娘時代から結婚し息子を3人出産するまでは、ヨガを長年やっていました。 出産後はエアロビクスにマシントレーニング、気功、太極拳をやっていました。

    それぞれの良さ、楽しさはありますが、50を過ぎ標準体重を遙かにオーバーした体では、歩くことすらおっくうになり、運動は心臓や足腰に負担がかかりますし、柔軟性を失った体ではヨガをなどとても無理です。

    何か、やりたいけれどなかなかみつかりませんでした。 体験をして、これなら続けられると週1回ゆる体操、月1回ウォークに通い始めました。回を重ねるごとにゆるにはまっていきました(只今続行中)。

    1,2,3,とカウントをするでもなく、息を吸って、はいてもなし、どこそこに意識を集中してもなし。筋肉痛も全くなく、むしろ体が軽やかに・・・。 「ダラ~」と脱力。 「気持ちよーく、気持ちよーくと言いながら、手をさすります」先生の言われるようにつぶやきながら行います。よーく手をさすると、体の中からポカポカしてきて、手がしっとりしてきます。

    去年の冬はハンドクリームいらずでした。 こんな簡単なことで、細胞が活性化していくのならやらないのはもったいない、もったいない。ずぼらで三日坊主、長続きしない私にピッタリの体操。救世主現る思いでした。

    7年間服用し続けた抗うつ剤を卒業。体の不調も消えて、思わず笑みがこぼれる心境に。

    実は、私は10年近く「うつ状態」に悩まされてきました。 夜眠れなくなり、無気力感にさいなまれ、夫と息子たちを送り出すと夕方までカーテンを閉めた寝室にこもる・・・ そんな、怠慢な日々が数年続きました。

    家事が全く手につかなくなり、本当に落ち込みました。やりたくてもできないのです。 ひとりぼっちになりたい、この世から消え失せたい、という衝動にかられたこともしばしばでした。

    そんな私にとって、「ゆる体操」の「ときほぐれるように、ときほぐれるように」という言葉は、何とも心に染み入り、安らげるフレーズでした。 この言葉だけで、ストレスを浴び続けてきた心と体が解放される感じでした。

    「ゆる体操」をはじめて1年以上がたち、一番の変化は気持ちが前向きになり、ストレスに柔軟になってきたことです。 昼夜逆転し、家にこもりがちだった生活が改善され、外出や人に会うことが楽しくなりました。何をするのも後回しにしがちだったのが、気づくと、台所や部屋の掃除も行き届き、お花などを飾るようになりました。

    心療内科のドクターにも、「ゆる体操」を始めたことを伝えていますが、「体の疲れはあるものの、精神面の疲労度は確実によくなっていますよ」「ゆる体操が確実に効いてきていますよ。良い出会いをしましたね。」と、嬉しい言葉をいただいています。

    今年の1月には、これまで7年間服用し続けていた抗うつ剤を、完全に卒業することもできました。 5月3日には、「ウォーキング大会(「スリーデーマーチ」エンジョイウォークの部)」に参加しました。

    五月晴れの天気の中、思いきって10キロコースに参加したのですが、会員さんとおしゃべりしながら楽しく完歩できました。こんなに清々しい気分を味わうことができたのは何年ぶりのことでしょうか・・・。

    しかも、あれだけ歩いたのに、翌日になっても体は軽く、全く筋肉痛もありません。ゆるのよさをますます実感しました。 最近は、体の中心に少しずつ「軸」を感じられるようになってきています。

    それにつれて、20年以上袖を通していない「着物」を、また着てみたくなりました。 いつか、浴衣姿で神楽坂を散策してみたい、などと考えると、想像するだけで楽しくなります。 「うつ」のトンネルの中で苦しんでいた時には、こんな楽しい気持ちになれる日がまた来ようとは、正直思ってもいませんでした。

    同時に、肩こりや体の痛みといった、「体の悩み」もすっかり消え、思わず頬もゆるゆる・・・笑みがこぼれます。 苦しい時期を長く経験しましたが、そうしたことも含め、いろいろなことが あってこそ「今」があり、また、今、こうして「ゆる体操」と出会い、思わず笑みがこぼれるような自分の心境を大切に感じることができるのも、これまでのいろいろなことがあってこそなのではないかと、受け止めています。

    これからも、心身ともにさらに健康に、そして、やさしい気持ちを常にもてるよう、ゆる体操を楽しんでいきたいと思います。

    H.Kさん(女性・54歳)<主婦> *神楽坂ゆる体操教室2008年6月入会

    ずぼらで三日坊主、長続きしない私にピッタリの“救世主”!? H.Kさん(女性・54歳)<主婦>

  3. 神楽坂ゆる体操教室に通いはじめたのは4年前。当時、私は、仕事で部署が変わったばかりでした。新しい職場は、劣悪な環境で、仕事自体が厳しい上に、ちょっと変わった上司の影響で、ココロを病んで会社を辞める人が後を絶たない状況でした。そんな職場だったので、周囲にも心配され、私自身がココロを病んでしまわないかと心配で心配で。「ゆる体操」は自分を自分で守るために探した「自己防衛策」の一つでした。私は昔から、落ち込むと悪いほうへ悪いほうへ考えるクセがある「ネガ子」で、10年以上前にカウンセラーの資格をとったのも、自分の「ネガ子」対策でした。

    さてさて、話を戻しますが、初対面の坪山先生の印象というと「あら、意外と弱々しいのね」(先生、ごめんなさい)でした。だって、ホームページには空手選手だったとか書いてあるじゃぁないですかぁ。若干、空手道場をイメージして行ったのでギャップがありました。通い始めた頃は、先生の例の「だじゃれ連発」に、半ばあきれていた自分でしたが、半年たった時くらいでしょうか。いつの間にか、レッスンで誰よりも笑っている自分がいました。

    その頃からです。レッスンが終わると、レッスン前より自分の「ネガ子度」が減っていることに気づきました。「あれ?さっきまで、あんなに気にしていた来週の仕事のこと、気にならなくなってるぅ」といったキモチの変化です。これは私にとって一番嬉しい変化でした。

    そんな「ネガ子」からの解放だけでなく、もう一つ大きな変化がありました。それは「腰の反り」です。私は3歳からバレエを始め、途中、中学・高校の部活などでブランクもありましたが、踊ることの楽しさが忘れられず、つかず離れず踊りは続けていました。でも、私の最大の「身体的な欠点」は腰が反っていることでした。その欠点は3歳の頃に遡ります。出会う先生、出会う先生に、ことごとく「おしり、仕舞って!」と注意され続けてきました。この「腰ソリ子」は、かれこれ40年間もその異名を返上できないまま、アラフィフまでダンスを続けてきました。

    もちろん、本人なりにその欠点を直そうと一生懸命がんばったんです。ただ、がんばる方向が違っていたみたいです。私にとって「がんばる」は、力でねじ伏せること。そのために、腹筋やら背筋の筋トレをやったり、踊っているときも常に、おしりに力を入れ続けました。ところが、ある時バレエの先生に「踊りに力が入りすぎている。40%の力で踊りなさい」といわれる始末。「え~、力入れないと、お尻が仕舞えないのに・・・」。

    そんな、私に、腰をゆるめてくれる「ゆる体操」との出会いは、40年待ちに待ったものでした。「腰のソリ」が少しづつ解消することで、バレエの回転の軸がはっきりして、安定するだけでなく、踊り全体が大きく「優雅」になった気がしています。「あぁ、もっと早く出会っていたら、世界に羽ばたくダンサーになっていたのでは?」と、恐れながらも、思う今日この頃です。

    さて、ココまで「ゆる体操」がイイ事づくめみたいに書きましたが、その効果は、一朝一夕ではないこと、誤解なきようにお伝えしますね。 「ゆる体操」を初めて間もない頃、坪山先生に「この腰の反りが改善して普通になるのに、どのくらいの期間がかかると思いますか?」とお聞きしたところ「コンスタントに続けて4年~5年ですね」と先生。

    「肩こりや腰痛が楽になるとか、冷え性が改善する・・・といったことなら数ヶ月とか、早い方なら数回でも変わるものですが、長年の生活習慣で大きく歪んだ骨格が元に戻るにはそれなりに時間も必要です。でも逆に言えば、正しいやり方を続けていけば身体は必ず変わる、ということです」。

    それを聞いたときは、「長すぎる~」と思いましたが、今となっては、あっという間に4年がたちました。4年間楽しく通い続けられたのは、神楽坂教室ならではの、フレキシビリティのある受講システムや、先生や教室の個性あふれる楽しいメンバーが織り成す、あたたかい雰囲気のおかげだと思っています。

    さて、もう一つ、最近私に起こった「危機一髪」の事件をご紹介します。それは、今から半年前に起きました。私の仕事上の失敗で、億円単位の損失を会社に与えてしまったのです。ミス自体は私ではなかったものの、そのミスを予知できなかったことが、私の最大の失敗だったと深く反省しています。それが発覚したあと、元「ネガ子」の私は「ど~ん」と落ち込みました。その損害額の大きさに打ちのめされました。「もう会社続けられない」と思うほどでした。

    そんな落ち込む私を救ってくれたのは第一に家族でしたが、もう一つは「ゆるウォーク」でした。

    教室では「ゆる体操(初級・中級)」のクラスのほかに、日曜午前の「ゆるウォーク」のレッスンにもコンスタントに通っていますが、その「実践編」という感じで、通勤時に数駅前で電車を降りて40分間「ゆるウォーク」で歩く、ということを震災後から始めていました。

    毎朝、ゆるんだ状態で仕事が始められるその快適さが心地良くて、それはすっかり習慣化していました。

    「大事件」を起こしてしまった当時、私は「不甲斐なさ」「悔しさ」で、事件後の1週間は、夜帰ると家で泣き続けました。その余韻からか、朝も「ゆるウォーク」しながら、最初の10分くらい泣き続けました。

    「歩いていると、他人が泣いているかどうかなんてわからないに違いない」と思い、人目もはばからず、思いっきり泣きました。そうこうして、20分経過地点になると、そろそろ涙が乾きます。30分地点で、いつもの神社にお参りし、残り10分で仕上げます。すると不思議、会社につく頃には「さぁ、今日もがんばるか」という気分になれたんです。そんな日々が1週間くらい続きました。

    始めは、どうしてそんな変化が起こるか気がつかなかったのですが、今は「ゆるウォーク」のおかげなのかもしれない!と勝手に思っています。

    「大事件」から半年たちました。今もこうやって、前向きに会社に通っている自分がいるのも、家族や周囲の支えはもちろんですが、これまで続けてきた「ゆる体操」や「ゆるウォーク」そして、「神楽坂教室の先生方」や「一緒に学ぶ皆さん」のおかげだと心から感謝しています。

    テーマにあげた「スーパーかっこイイばぁちゃん」は私の夢です。「スーパーかっこイイばぁちゃん」とは、おばあちゃんなのに、ヒップホップなどの踊りが上手で、仕事もバリバリできて、背筋が通っていて、それでいて、どこかお茶目で色気があるばぁちゃんです。そして、願わくば、そんな「スーパーかっこイイばぁちゃん」にその日がやって来たら、前の夜まで大笑いしていながら、翌朝コロリと苦しまずに天国に逝きたと思っています。それが、私の描く未来像です。

    その夢のための、私の最大の武器が「ゆる体操」だと思っています。 私は「戦うのが好き」というわけではありません。でも、生きていると戦わなくてはいけないこともありますよね。老いとか病とか、天災とか・・・。それでも、自分らしく生きていくために「武器」は必要だと思います。

    これからもこの「ゆる体操」という「武器」を磨いて、「スーパーかっこイイばぁちゃん」に、私はなります!

    スーパーかっこイイばぁちゃん候補生 さん(女性・47歳)<会社員/主婦> *2007年5月 神楽坂ゆる体操教室入会

    「ネガ子」の性格も3歳からの「腰の反り」も卒業し、夢はお茶目で踊れて仕事もできる「スーパーかっこイイばぁちゃん」  スーパーかっこイイばぁちゃん候補生 さん(女性・47歳)<会社員/主婦>

  4. ~自分のゆる体操の変化~

    自分は、小学生の頃からサッカーに取り組んできて、中学・高校とサッカー部に所属していました。
    ゆる体操自体は高校3年生の夏くらいから知っていましたが、当時はやり方もよくわからず、そのまま部活も引退してしまいました。
    しかし、ゆるトレーニングをサッカーに活かしてみたら面白いかもしれないという気持ちは消えず、大学に入ってからは、自分でゆる体操に取り組みながら体育会の部活で毎日のようにプレーしていました。ですが、毎日の筋トレや走り込みや時間的な拘束もあって、なかなか思うようにゆるむことが出来ず、プレー面でも自分が思うほど結果がでませんでした。
    このような厳しい環境では、自分の能力とか取り組み方では成果がでないなと感じたので、サッカーをやる環境を変えて、ゆる体操の教室にも定期的に通うようにし、通いやすい神楽坂の教室にも去年の夏頃に入会しました。すると、今までよりも徐々にゆるむようになり、プレーにも成果が現れるようになりました。
    そして成果が出始め、モチベーションがあがってきた頃に、メールでフリー受講のお知らせがあったので、思い切って受講させていただくことにしました。
    神楽坂ゆる体操教室で、12月からフリー受講をさせていただいて、もうすぐ4ヶ月近くになりますが、神楽坂でレッスンを受けさせていただいた、この4ヶ月での自分の変化や、思ったことや感じたことをなるべく正直に書こうと思います。

    ※                  ※                ※

    神楽坂の教室に来て最初の頃、驚いたことは、ゆる体操ってこんなに丁寧にやるものなのかということです。先生自身や周りの人たちが気持ちよさに浸っていて、もっと動かした方が良いんじゃないかなと思ってしまう程、動きがすごく丁寧だなという印象をうけました。
    最初の頃は、自分自身、教室の雰囲気が少しだけ恥ずかしく、自分自身の身体にも、うまく入っていけなかったのかなと今振り返って思います。
    でも、レッスンを受けるにつれて、雰囲気にも徐々に入れるようになり、丁寧に体操を出来るようになって、まず感じたのが自分のさすりの変化です。
    気持ちよくさすると肌がしっとりすべすべするのはゆる体操をやっている方ならご存知だと思いますが、反応する時間の早さがはやくなって、気持ちよさも以前より深く感じられるようになりました。
    さすりだけでなく、ゆる体操の質がこの4ヶ月で変わってきたなというのが自分の中で大きな変化だと感じています。気持ちよさを前よりも感じて体操ができるようになり、フォームや形よりも、気持ちよさ、自分の体の実感をより大切にできるようになりました。
    そのきっかけとなるようなことがいくつか受講し始めた頃にありました。
    神楽坂の教室は夜になると教室の窓が鏡のようになって自分の姿が見えるのですが、自分はあるレッスンのとき、それをみながら足ネバネバ歩きをやっていました。自分の体がどんな感じで動いているかフォームが気になっていたのだと思います。それを坪山先生がみて、「もっとリードに集中して、身体を意識して、身体で味わって」とアドバイスをくれたので、その通りにしてみると、自分の動きが少しかわったなという実感がしました。
    それ以降、鏡は見ずに、リードに任せて自分の体を味わうということを意識していきました。
    そうしていくうちに、最初は、身体を意識して、と言われても難しいな?と思っていて視覚的なイメージになってしまっていたのですが、徐々になんとなくですがわかっていくようになりました。
    あともう一つ、印象に残っているのが、すねプラプラ体操を行っているときに指摘されたことです。
    自分は、すねプラプラ体操が体幹に揺れが伝わると良い、ということを頭では知っていて、自分でもそのような動きが少しは出来ていると思い込んでいました。でも、先生に「体幹でそのような動きを作り出している」と指摘されて、何も考えないように、力を抜いて行ったら、ゆれ自体は少しだけになったのですが、前の自分のすねプラプラと全く違う気持ちよさを体感できました。
    客観的にみて指摘してもらうことが重要だなと思うと同時に、頭でっかちにならずに、知識をかっこにくくって、身体の気持ちよさや快適さから体操に入りこんでいくことが大切なのだなと身体で感じられた出来事でした。
    そのような出来事がこれだけではなく4ヶ月を通してたくさんありました。そういう経験をする中で、徐々に、体操とか運動は、形、フォームや外見的な動き方ではなくて、質感というものがあるのだなと感じられるようになり、それ以来、擬態語も前より大切にいうようになりました。
    また、見た目は同じ動きでも中身が全然違うというのが先生達の動きを観ていくうちに少しずつ分かっていきました。
    そういうことが分かるにつれて自分が出来ていない部分とか、良くなってきている部分なども少しずつ分かるようになっていきました。
    ゆる体操自体の上達だけではなくて、取り組み方や考え方も少し変わったと思います。
    ゆる体操に取り組む上ででてくる問題点とか、自分の身体だけではなく、心のネックになっている部分は、日常の自分の生活や感情とかを反映しているし、逆にそういうものをゆる体操を通じて良くしていけるのだなと感じられるようになりました。
    例えば、あせってしまっているときは肩ユッタリ回しで急いでしまったり、感情が閉じてしまっているときはフワー系の体操でうまく身体を開くことが出来なかったり・・・。逆に、手をさすったり、肩をユッタリ回しているうちに、焦る気持ちがなくなったり、フワーと胸を開いていると楽になったりというのも、感じられるようになりました。
    あとよかったと思える点は、ゆる体操の質が変わって、うまくなることによって、前より短時間で効果が出るようになったので、日常の中にゆる体操をうまく組み込めるようになりました。
    自分は、勉強とかを根をつめてやってしまい、力が入ったままやってしまうタイプなのですが、自然に、肩がこってきたら肩を回したり、肩甲骨をもぞもぞやったりするようになっていて、あまり身体が固まらなくなったのも嬉しい効果でした。

    ~自分の身体の変化、ゆる体操の効果~

    フリー受講を始めてから、まず初めに感じたのが、身体が疲労しにくくなったことです。
    激しい運動をした後でも、身体的な疲労をあまり感じるようにならなくなり、寝ゆるをして一晩寝れば、疲れていても、翌日にあまり疲労が残らなくなりました。
    肩が張ってしまう、息を詰めてしまう、肋骨を固めてしまう、という自分の問題も少しずつ改善していきました。
    元々緊張しやすくて、肩に力が入りやすく、日常で固まりやすかったのですが、普段の生活であまり固まらなくなったのも実感できるようになりました。
    教室で気持ちよくゆるめるようになって、日常生活でも効果を実感できるようになってくると、次第にサッカーにも活きるようになっていきました。特に受講し始めて、一ヶ月くらい経ってから、サッカー面での効果を顕著に感じるようになりました。
    もちろん、今も固い動きが出てきてしまうことや、なかなか改善しない部分もあって、具体的なものに活かすことは難しいと感じることがありますし、時間がかかるなと感じているのも事実ですが、様々な効果を実感しています。
    例えば、体重や筋力はむしろ前より少し落ちたのですが、身のこなしがうまくなり、以前より重みを感じられるようになったので、タックル等の競り合いで負けなくなりましたし、キックも楽に飛ぶようになりました。また、部活でトレーニングやっていた頃と比べ、走り込むことは少なくなったのですが、あまり体力的な衰えというのは感じず、以前より楽に動けるようになりました。
    また、効果を感じ始めた頃よりも、今の方がより効果を感じていて、より上達しているなという実感があります。
    サッカーに活かしたいという動機で始めたゆる体操でしたが、勉強のほうにも活きている実感が感じられたことが驚きでした。身体が疲れにくくなって集中して勉強できる時間が増えたということに加えて、質も変わったと思います。
    例えば、自分の場合はいつもレポートの課題で、構成に手間取ったり、データから考察が組み立てられなかったり、結論の文章のまとめ方が思い浮かばなかったり・・・ということがあったのですが、そういうのも前よりも早く、うまく結びつけられるようになりました。
    プレゼンなども前より自信を持って出来るようになったと思います。
    精神とか知的な活動にゆる体操は効果があると言われても、「うーんそうなのかな?」と、以前は思っていた自分には、ビックリでした。
    あと、他の例ですと、満員電車がとても嫌いだったのが我慢出来るようになったり、家庭教師先の教え子が問題を分からなくても、以前より辛抱強く待てるようになったり・・・ということも実感しています。
    徐々に、着実に身体が変わっていく実感、日常に活きる実感があるので嬉しいですし、楽しみながらゆる体操に取り組めるようになりました。
    また、実際に、サッカーや勉強という具体的なことに効果が出ることで、さらに前よりも主体的にそれらに取り組めるようになったことも、ゆる体操のおかげだと思います。

    ~取り組んでいる時に感じたこと、思ったこと~

    自分の場合は、教室で量をある程度やって、質が重要だということを改めて思うようになりました。取り組み方のコツや方法も学ぶことが出来ました。
    例えば、教室では、例えば、体操をやった後に立ったり、歩いたりして確認したり、右だけやった後に、左をやって確認したりということがあると思うのですが、そういうのを通して、効果を確認すること、味わうことの大切さも知ることが出来ました。
    自分でゆる体操をやるときも、レッスンの内容を参考にして、身体の状況に合わせて、うまく体操を選べるようになり、家でやる際も前より効果を実感できるようになりました。僕自身は、「ゆる体操中級」クラスの「足(脚)」をテーマにしたレッスンで行う、「すねプラプラ体操」に集中して取り組むメニューがすごく気に入っているので、家で良くやっています。
    また、同じことを繰り返しているのに、その同じことに対して自分の身体の反応が違ってくるというのもゆる体操の特徴なのだなと、フリー受講させてもらって思いました。例えば、ゆる筋トレも最初は、ももの前鍛えてだいじょうぶなのかな、とか、胸まわり固いのに腕立てやっちゃっていいのかなと思っていて抵抗があったのですが、2回目3回目とやっていくうちに、ゆる筋トレの身体に重みが生まれる気持ちよさ良さが少しずつ分かるようになってきました。
    あと、何回か、レッスン中に脳が疲労してしまって、うまくゆるめていないという指摘もしてもらったこともあったのですが、自分ではあまり気づかない部分だったので、自分でトレーニングしていく上で、参考になりましたし、脳疲労自体すごく良い経験になりました。
    ゆる体操をやっていく上で、集中力や質の大切さ、感じるとか味わうことの大切さを学べたのですが、それは日常のいろんなところに応用できると思いました。
    また、身体を良くすることはすごく知的なもので、意識や気持ちもすごく大切なのだなとレッスンを通じて感じています。

    ~神楽坂教室のこと、フリー受講の勧め~

    神楽坂の教室は受講制度が柔軟で本当に受講しやすく、とてもありがたかったです。
    教室の雰囲気もアットホームな感じですし、各時間帯、毎回のレッスン毎にテーマが決められていて、身体が変わるのを実感しやすいように出来ているなと思いました。
    腰なら腰、脚なら脚とテーマを決まっていることで、この部分がこれだけ良くなったっていう上達が感じられて、モチベーションになりやすかったです。
    また、そのテーマ毎も密接に関連しているので、高い頻度でレッスンを受けても全く飽きずに受講させてもらえました。
    教室では様々な年齢層の人が、スポーツはもちろん、演劇や舞踊などの芸術活動、健康や趣味のために来ていて、それぞれの取り組み方、ペースでゆる体操を活用していて、ゆる体操の汎用性の高さを改めて感じました。
    忙しくてあまりレッスンにこられなくても上達している方や、ゆるんでいる高齢の方を見てびっくりすることも多々ありました。一つのレッスンの中でも、周りの方を見ていて、立ち方や歩き方がスゴイ変わったなと感じることも多く、それを見るにつれて、自然と、自分でもゆる体操を周りの人に教えてあげたいと思う機会が増えてきました。
    ゆる体操が良いと頭や身体で分かってきているのだけど、もっと身体で味わいたいなと思う方や、スポーツや身体運動に活かしたいと思っている方には、フリー受講はすごくお勧めです。そういう方々だけでなく、健康だけのためという方も、一度だけでも身体でゆるんだ状態を体験すると、自分の身体を開発するって面白いって思えるようになって、モチベーション高く取り組めるようになると思います。 一度だけでも、深い効果を味わうと、「またこういう感じを味わいたいな」っていうポジティブな動機が生まれてくると思います。特に、こんな体操で本当に効果あるの?と思っている若いスポーツマンにはお勧めしたいです(笑)。
    フリー受講で集中的に取り組んでいく中で、ゆる体操の様々な効果を、サッカーを中心に色々なところで実感するようになりましたが、最近は、自分自身の根本の部分が少しずつ変わり始めているという実感が生まれ始めています。
    これからは、今みたいな頻度で教室に通うことは難しくなると思うのですが、ますますゆる体操に取り組んでいって、様々なことに活かしていきたいです。
    最後に、いつも指導してくださる先生方には本当に感謝しています。ありがとうございます。

    Y.Kさん(男性・21歳)<大学生>   *神楽坂ゆる体操教室2013年6月入会

    フリー受講を通して思ったこと、気づき、自分の変化 Y.Kさん(男性・21歳)<大学生>

  5. ゆる体操をはじめて丸10年が経ちました。
    今は結婚し5歳の息子がいるのですが、10年前はまだ独身で会社員をしていました。毎日、残業続きでとにかく疲れていて、残業代はマッサージで使い果たすような日々でした。
    きっかけはテレビでゆる体操を見て、なんとなくピンときたことでした。神楽坂ゆる体操教室が当時の勤務地の近くにあり、体験レッスンを受講しました。初回から効果を感じていたかどうか覚えていないのですが、いいかもと思ったんだと思います。その場で入会しました。

    最初は、体の部位を言われてもまったく意識することができなかったのですが、レッスンを受けると、体がとても楽になることは通い始めてすぐに感じました。仕事に追われ、体が固まり始めるとまずい!と思って教室に駆け込んで、疲れを取ってはまた仕事する。という繰り返しでしたが、本当に救われました。
    といっても、初期の頃の私はレッスン中にゆるんだことを実感するというよりは、終わって教室から駅まで歩く途中に、あー歩くのが楽になったなあとか、背中が楽になったなあと気付くことが多かったです。特に背中がびっくりするくらい軽くなった日の感覚はずっと覚えています。(正確な時期はわからないのですが、出産前なので入会後4年以内でした。)
    ここまで固まっていることにこれまでまったく気付いてなかったことに唖然としました。そして、その事に気付かずこのまま年を重ねていたらと考えて怖くなったことも覚えています。

    その後、妊娠を機に退職。
    ゆる体操歴は5年目くらいになっていました。出産1週間前まで教室に通ったおかげだと思いますが、安産でした。産後は月に1度、子育て中のママを対象とした「子連れクラス」を開いてくださったので、あまりブランクなく続けることができました。そして、とてもリフレッシュすることができました。

    最近は、趣味でやっているチェロにもだいぶ効果が出てきているように感じています。ゆるんだ状態で発表会本番に臨むと本当に気持ちよく弾けます。無駄な緊張をしないので、仲間たちにとてもうらやましがられます。
    産後は専業主婦をしていましたが、2年くらい前から、産後ドゥーラという、産後女性に寄り添い、家事・育児をサポートする仕事をしています。産後の不調の改善のためにお客様にゆる体操をお伝えしたいと思い、準指導員1級の資格も取りました。
    ゆる体操のよいところは、その人なりにゆるんで気持ちよいことだと思います。少しゆるむと、少し体の使い方が変化し、さらに少しゆるむ。 私の場合は、10年かけてゆっくりと螺旋階段を上る感覚で上達していきました。まだまだ気になる部位もたくさんあるし、深くゆるんだ状態でチェロを弾きたいので、これからも無理なく続けて少しずつ上達していければなと思います。

    K.Mさん(女性・40代)<産後ドゥーラ/主婦>

    ゆっくりと、螺旋階段をのぼるように・・・~私とゆる体操の10年間~ K.Mさん(女性・40代)<産後ドゥーラ/主婦>

  6. 以前から気功や呼吸法に関心があり、一時期習っていましたが、今ひとつ手応えを感じられないまま辞めてしまい、その後、クラシックバレエに出会いました(現在バレエ歴7年)。無謀にも全くの初心者だったのですが、踊りというよりむしろ、身体意識の変化が面白く、はまっていきました。 ただ、もともと柔軟性が低く、また年齢的なものもあり、最近は壁を感じていたところでした。

    可動域や技術以前の問題として、無意識に息を止めている、無駄な力を入れている、動きは間違っていないが身体内部から出てくる柔らかさがない、といったことです。これらを無視して続けても方向性が違ってきたり、あるいは怪我をする可能性もあると思っていたところ、友人の紹介で神楽坂ゆる体操教室に通うことになりました。

    もともと、東洋医学、気功、呼吸法、操体法、整体系の本は大好きで乱読しており、高岡先生の本も多数読んで寝ゆるなどは時々試したりしていたので、初回から違和感は全くなく、すっと溶け込むことができました。

    もちろん、最初からレッスン終了後に「超気持ちよい~」という北島康介状態になった訳ではありませんが、ゆるめるという動作をはさんで同じ動きをした時にゆるめる前と後では大きく感じ方が違うという変化が面白かったです。

    また、続けて通っていくうちに、うまくゆるんだ時は、「マッサージしてもらうよりはるかに気持ちいい」と感じることもありました。

    中級に通い始めてからは、テーマに沿って徹底的にそのパーツをゆるめていくので、パーツによってはかなり変化を感じることが出来るようになりました。 肩甲骨周りをゆるめるレッスンのあとにバレエのレッスンを受けたところ、バレエの先生に「ポール・ド・ブラ(基本的な腕の動き)が今日はとても綺麗ですね。今日はいつもと何だか違いますが、調子がよいのですか?」と言われました。

    自分ではあまり意識していなかったのですが、他人が見てもわかるレベルで変わっているのだなぁと感動し、自分の苦手な柔らかい動きが少し出来るようになったことが大変うれしかったです。

    バレエは1週間で劇的に変化することは普通はあり得ないので、先生は訝しく思われたようです。 バレエでは身体の引き上げなど頑張るところは頑張り、指先、足先、首の角度、目線まで意識する一方、無駄な力を抜くところは抜く(in the air)ことが要求され、このバランスがとても難しいのですが、ゆるんだ身体の中でセンターを感じて動くというゆる体操はとても役に立つと思います。

    「胸フワ背フワ体操」などにより、胸などの無駄な力が以前より抜けてきましたし、無駄な力を入れないせいか、レッスン後もあまり疲れないようになりました。

    神様から頂いた「身体」という小宇宙の素晴らしさを味わいながら、ゆる体操を、人生の後半を楽しく過ごすためのよすがとしていきたい。

    通常の生活の中では、朝夜に寝ゆるをやるほか、職場で1時間に1回程度はトイレの個室でもぞもぞしたりしている程度です。職場では寝ゆるが出来ず、また声が出せないので(「さすり」さえもトイレの中でやっているとカサカサと音が出て怪しい)、それが悩みです。

    ゆる体操を始めてから、日常生活のちょっとした動きにおいても自分が今までいかに不要な力を入れていたかが実感できるようになり、様々な場面(歯磨きから家事、パソコン操作など)で頭上から坪山先生の「抜いて~抜いて~」という言葉が聞こえてきます。

    今後はバレエを中心とした身体的な変化ももちろんですが、健康面、ひいては精神面でもどのような変化が出てくるのか興味深いですし、気功や呼吸法の要素が登場することも楽しみにしています。神様から頂いた「身体」というこの小宇宙の素晴らしさを味わいながら、ゆる体操を人生の後半を楽しく過ごすためのよすがとしていきたいと思います。

    最後になりましたが、神楽坂ゆる体操教室のよいところは、空いた時間が出来ればいつでも色々なレッスンに参加できるという、合理的なオープンクラスシステムです。経営サイドにとっては管理が大変なのでしょうが、受講サイドにとっては大変有難いです。 また、何といっても坪山先生の癒しキャラが素晴らしいです。

    これはすべての生徒さんが感じていらっしゃることかと思いますが、どの生徒さんにも公平に目配りし、生徒さんの顔ぶれを見ながらレッスン内容を微妙に変えたり、注意するときもそれぞれの生徒さんの立場に立って緊張させ ないようにアドバイスし、全体を楽しいレッスンにまとめ上げる先生は、まさにゆる体操を教えるために生まれてきたような方だと思います。

    レッスン中、先生ご自身もゆるんで楽しんでいらっしゃるということが我々生徒にも伝わってきます。ゆるむこと」や「身体意識」を人に伝えるとか、教えるということは大変難しいかと思うのですが、これからも生徒さんと一緒に、楽しく教えて頂ければと思います。

    国府田彩子さん(仮名・女性・40代)<会社員>*神楽坂ゆる体操教室2006年入会

    ゆる体操のレッスンの後、バレエの先生に、「今日はいつもと何だか違いますね」と・・・ 国府田彩子さん(仮名・女性・40代)<会社員>

  7. ゆる体操は、10年位前から知っていました。不定期ですが、
    時々本部のレッスンを受けたり、準指導員一級の資格も取り
    ましたが、その後は、経済的な余裕も無く日程も合わなくなり、
    主に就寝前などに家で独自にやってきました。

    ある時、神楽坂教室のことを偶然に知り、無理なく通えること
    がわかり、昨年の9月に入会しました。
    諸条件を満たしていたことで中級クラスからスタートしました。

    通い始めて最初のレッスンで、自分のやっているゆる体操は
    大雑把で、いつの間にか無意識に自己流にアレンジしていた
    り、おかしな癖がついていることに改めて気がつきました。

    「体がこうなっているから、もっとこうした方がよい」

    といった具体的で丁寧なアドバイスを繰り返し直接いただけた
    のは初めてでした。

    実際に坪山先生のご指導通りに何度も繰り返しやって行くうち
    に、以前と全然違う効果、感覚が現れ、

    「そういうことだったのか!」、
    「こんなに違うのか。これはすごいな。」

    という目からウロコの感動がレッスンの度にありました。

    特にイベントレッスンでは、ひとつの体操を丁寧に細かく取り上
    げていただき、ゆる体操の奥深さを体感することができて、
    その魅力にすっかりはまってしまいました(笑)。

    いままで家で一人でやってきたゆる体操は、自己流になっては
    いても、それなりには気持ち良く効果もあったので続けてきたの
    ですが、その体操の本質的な意味や目的とは離れてしまった形
    だけの体操もあったようです。

    先生のリードで、正確にやろうと意識をすれば、もっと深く体に効
    くということがわかると、俄然やる気が出てきて、12月からは金曜
    日を中心にフリー受講をずっと続けています。

    レッスン中は、先生のアドバイスやコメントになるほどと納得する
    ことも、教室を出たとたん右から左へ忘れてしまうことがよくあり
    ました。

    これはもったいない。本当にもったいないので、最初のレッスンで
    アドバイスいただいた通り、大事なポイントをノートに書き留めるよ
    うになり、時々読み返してます。

    これが、正しいゆる体操に戻すのに、かなり役に立ちました。

    いままで燻っていた分を取り返すかのように、こんなに熱心にゆ
    る体操に取り組んだのは、今年が初めてです。

    毎回楽しくて、きょうはどういう変化があるかな?とそれが楽しみ
    で自然と続けてこられたのでしょう。

    甲斐あって、一年前の自分の体とは、何か別物、体が軽い気がし
    ます。身体のバランスが変わったような感じがします。

    ご指導を受けて改善できることもありますが、自分の課題として、
    そう簡単にはできないよというテーマも沢山見つかっています。

    いまだによく効いてこない体操もあります。

    そういう時に、すぐに凹んでどうせ無理だよというネガティブな気持ち
    には全くならず、時間がかかってもいいから、いつか克服したいな、
    やるぞ!と意欲が湧いてくるのも大きな変化でした。

    ライフワークとして和太鼓をやっています。ゆる体操でパフォーマンス
    がどう変わってきたのかは、まだよくわかりませんが、かなり追い込
    んだ練習をやっても翌日筋肉痛が出なくなり、びっくりしています。

    なんだかいいことばかり書いてきましたが、本当にいいことばかりで
    した(笑)。

    神楽坂教室は居心地がよく、そして、本当に通いやすい続けやすい
    システムです。ご縁あって自分が居ていい場所を見つけました。
    場を開いてくれた坪山先生に感謝です。

    また教室でご一緒する皆様もいい方ばかりで、いろんなご職業の方がい
    らっしゃってとても刺激を受けます。ゆる体操仲間としてもっとお近づきに
    なりたいと思っています。

    神楽坂、美味しそうなお店ばかりですしね(笑)。

    いつか、坪山先生はじめ、ベテランの方々の体感されているゆるんだ境地
    に少しでも近づいていけることを楽しみに今後も続けていきたいと思います。


    どうぞ宜しくお願い致します。

    ゆる体操の奥深さに「目からウロコ」。1年間で「別物」の体になりました。~Y.Tさん(男性・52歳) <会社員>

  8. 「どうして、こんなに体が硬いんだろう」 「昨日マッサージをたっぷりしてもらったのに、もう元に戻ってる」

    いつも深いため息とともに、こんな嘆きを頻繁に口にしていた私。そんな私が数年前に目をつけたのは、今でも女性に絶大な人気を誇るヨガ。

    瞑想や呼吸法にも興味があったことも手伝って、まさに私にとってピッタリのリラクゼーションだと直感。そして、おしゃれなヨガウェアを着こなし、海岸や芝生の上で気持ちよくヨガをする自分を想像してはワクワクしそのイメージを実現すべく、ヨガ教室の門をたたいた。

    ところが。。。

    確かにおしゃれ感はたっぷりだった。アロマの香り、少し暗めの部屋、ゆったりとしたヒーリングミュージックそこにカラフルなヨガマットを敷いて、気持ちよさそうに息をゆっくり吐きながら体を倒している女性たち。私も遠慮がちに同じ動作をし始めた瞬間。イタッ イタタタ! 驚くほど体が言うことを聞いてくれない。

    どの動作も私にとっては拷問に近かった!それでも、じきに体は軟らかくなるはずと信じて続けてみたものの、当初のワクワクするイメージとは程遠く「どうして、こんなに辛い思いをしながら続ける必要があるのだろう」とだんだん足が遠のいてしまった。

    今から思えば、それほどまでに私の体は拘束状態だったのだ。 ヨガへの熱い思いがすっかり冷めた頃、以前にテレビで紹介されていた「ゆる体操」のことをふと思い出した。「ゆる」というひらがな、そしてその響きが、なぜだか気持ちにほんわかと伝わってきた。 「ゆるかぁ~。ああ、ゆるみたい」としみじみ思った。

    レッスンは月1回。大切な「体へのごちそう日」。 それから、ゆる体操に関わる本を数冊読み、「ゆるゆる」「もぞもぞ」と唱えながら本の通りに実践してみた。数分やってみただけなのに、なぜだかじんわりと体が温かくなった。 とにかく大の運動嫌いに加えて、面倒なこともニガテ。

    だが、イメージ力だけは人一倍強い私。寝ゆるなどは、ナマケモノでもできそうな運動。そして3つの動きだけでいいシンプルさ。さらに、「ゆるゆる」「もぞもぞ」の言葉は私のイメージ力を喜ばせてくれる。言葉がイメージを誘発させ、何だか自分の体がかなりゆるんできたような気がした。 「あっ、これ、いいかも♪」

    ヨガのトラウマもすっかり癒えて、私はゆる体操ともっと友達になりたいと思った。そして、教室を探し始めた。

    しかし、毎日遅くまで仕事をしている私にとって、毎週レッスンに通うことなど到底無理。ならば月2回程度のところはないかしら。いや、月2回だって仕事の状況によっては厳しいかもしれない。月1回からでもOKなんて都合のよい教室などあるはずもない。とはいえ、諦めきれずに教室を探していたところ、 「あっ、あった!」

    そう、「神楽坂ゆる体操教室」という救いの手が差し伸べられたのだった。

    昨年の11月に入会してから半年。月に1回という超マイペースでレッスンを受けている私。そんなワガママスタイルでも、快く教えて下さる坪山先生には毎回感謝をしている。 むろん、できればもっと頻繁にレッスンを受けたい気持ちはやまやまだが、今の私にとっては、月1回だからこそ無理なく負担を感じることなく続けられるのだ。

    当初は、月1回くらいならレッスンを受ける必要もないのではとも思った。ところが、たった1回でも、教室で行うゆる体操は自宅で行うよりもはるかに効果が高いため、「ああ、気持ちいい。体が本当に喜んでいるなぁ」と実感できて、セルフマッサージをしているような感覚になる。 月1回の体へのごちそう日。胃袋へのごちそう日ばかりでなく、せめて月1回は体にもごちそうをしてあげなくてはと思う。

    そして、定期的に教室に通うようになった私は、自宅でのゆる体操だけでなく、仕事の合間のトイレ休憩や、お茶淹れの時間には、その時にひらめいた「ゆる体操」を無意識にするようになった。

    たった数分でも、硬くなっていた体がほどける感じがある。これからも、体への何よりのごちそうである「ゆる体操」を楽しみながら続けていきたいし、そのシンプルなようで実は奥深い味わいを、もっと堪能したいと思っている。

    K.Mさん(女性・30代)<会社員>
    *神楽坂ゆる体操教室2007年11月入会

    ワクワクしながら、ヨガ教室に入会。が、しかし・・・  K.Mさん(女性・30代)<会社員>

  9. 読者の皆さんこんにちは。ぼくは今、高校3年生でつい最近まで学校のラグビー部でプレイしていました。

    教室に入会したのは、高校2年生の9月でした。高校に入ってから、ラグビーを始めたぼくは入部当初、花園(ラグビーの全国大会)出場、レギュラー獲得を目指して日々全力で練習にうちこんでいました。 けれども、ハードな練習のせいで体はぼろぼろでした。

    常に体のどこかに痛みを抱え、練習が終わればヘトヘトになり翌日も疲労を抱えたままプレイしていました。 そうすると、上手くなるために練習しようというよりも、なんとかその日の練習を乗りきろうという状態でした。

    一方でセンスのある子はどんどんと上達していき、ラグビー未経験でも1年生のうちにメンバー入りした選手もいました。(うちの部は1~3年生でそれぞれ約15人ずついたので、メンバー不足で入ったのではありません) そんな中僕は試合中に足のひ骨(脛にある骨)を折る怪我をしてしまいました。

    しかも、治った1ヵ月後に再び同じ箇所を骨折してしまい、結局合計で6ヶ月間近くを治療に費やしてしまいました。 大してセンスのない自分は人一倍練習しなければならないのにこんなに休んではまたみんなに差をつけられてしまう、と当時は焦っていました。

    高岡先生の本にであったのは、その治療中のことでした。「ゆるスポーツトレーニング革命」という本でそこには様々なスポーツのトッププレイヤーはゆるゆるにゆるんだ体と優れた身体意識が備わっていて、それが普通の選手との差を生み出している、といったことが書いてありました。

    本を読んで「自分もこの本の通りにしたら、レギュラーをとれるんじゃないか。」と思い付録のDVDを見ながら体操をしてみました。 しかし、本当に自分のやりかたであっているのか不安でした。そもそも体を「ゆるめる」ということがわかりません。 筋力をつかう、筋肉に負荷をかける、といったことはさんざん行ってましたが、逆に無駄な力を抜く、筋肉を脱力させるということは今まで意識したことがなく難しくかんじていました。

    これは、自分一人でやるのは無理があると思いこちらの教室に通うことを決めました。 初めて受講したときは、(もうなれましたが)独特の声の出し方(特にフワー系の体操)にびっくりしました。しかも、体操中ほかの方々は真剣そのもので「とんでもないところにきてしまった。」というのが正直な感想でした。

    最初は普段から力を入れるくせがあるせいか、形を追うことばかりに集中して、なかなかゆるむことを実感できずにいました。 しかし、坪山先生に「形よりもまず気持ちよさを味わうことが大切」だと教えていただき、だんだんと「ゆるむってこういうことなんだ。」「ゆる体操って気持ちいい、楽しい。」と思えるようになってきました。

    生活に、「ゆる体操」を溶け込ませる 日常の取り組みについては、自分の場合、スポーツにゆるを生かす、約1年間という短期間で成果を出す必要があったので、坪山先生と相談して生活にゆる体操を溶け込ませるようにしました。

    例えば、歩くときはほどゆる歩き、電車の中では息ゆる、ちょっとした待ち時間には踵クルクル、つま先クルクルなどの立ちゆる、練習前にはウッススリスリ体操、練習中には基礎ゆる、あと寝る前と起きてからの寝ゆるも行ってました。

    他にも時間の有るときには一つの体操を集中して繰り返しやったりもしていました。 ゆる体操が上手くできたときは、ラグビーも調子が良かったです。

    特に、動きのキレがよくなったり、一瞬のスピードもあがりました。他にも、当たりが強くなったり、視野が広くなったりといいこと尽くしで、何をやっても上手くいくという感じでした。 また、疲れを取ったり、コンディションを整えるのにも有効でした。

    ゆる体操をすることで、練習の疲れをとり次の日も前向きに練習に取り組めたことはとても嬉しかったです。 特に去年まで逃げ出したいくらい精神的にも肉体的にもつらかった合宿が、今年は毎日楽しく過ごせたのも今までゆる体操をやってきたお陰だと思います。

    最終的にラグビー部でレギュラーは取れませんでしたが、チームは約30年ぶりに県大会ベスト4まで進むことができました。

    その後準決勝で敗れてしまいましたが、最後の5分間に出場させてもらいました。 もちろん、出場するまで念入りに体をゆるめていました。

    グラウンドに出た瞬間、緊張はまったくしませんでした。この5分間は3年間の中でもベストのプレイができ本当に楽しかったです。

    しかも、最後にはチーム唯一のトライを決めることができ本当に嬉しかったです。

    ラグビーやめないでよかった、ゆる体操やっててよかったと心の底から思いました。

    指導していただいた、坪山先生、樫村先生には本当に感謝しています。

    高校ラグビーが終わった今、次に何をするかは具体的に決まっていませんが。これからのぼくの人生にもゆる体操は欠かせないものなので、教室には通い続けます。 そこで、これからの課題は下半身を徹底的にゆるめていこうとおもいます。

    今までも、下半身をゆるめていきO脚を改善できましたが、これからはもっとゆるめてかも鹿のような足になりたいとおもいます。 また、1つ1つの体操の質を高めより深くゆるんでいけるようになりたいです。

    T.Yさん(男性・18歳)<高校生> *神楽坂ゆる体操教室2007年8月入会

    花園出場と、レギュラー獲得を目指して・・・  T.Yさん(男性・18歳)<高校生>

  10. 私がゆる体操の教室に通い始めてから来月でちょうど3年になります。

    元々中学生の頃から父に背中を踏んでもらうくらいの筋金入りの凝り性
    だったのですが、社会人になってそれがさらに悪化し、20代半ばで月に
    2回、多いときには毎週マッサージや整体に通うほど凝りがひどくなって
    しまい、どこに行ってもこんなに強く押したのは初めて!と言われるくらい
    常に筋肉がガチガチという状態でした。

    さすがにこのままでは近い将来満足に動けない身体になってしまうという
    危機感からヨガやストレッチ等様々な方法を試してみたのですが、あまり
    に全身が硬すぎてどれも全く効果が出ず、筋トレもしてみたのですが、そ
    れにいたってはさらに身体が固まってしまい余計に酷くなってしまう始末で
    なにをやってもお手上げ状態。

    そんなこんなで何か身体を楽にするいい方法がないかと探していたときに
    出会ったのがゆる体操でした。

    最初は本を買って独学でやっていたのですが、「頑張らない」「力まない」と
    いうのがよかったようで、2週間ほど続けているとこれまで何をしてもちっと
    も改善されなかった肩こりがすっと楽になり、姿勢までよくなったのを実感
    でき、そこから一気にゆるの世界にはまっていきました。

    「短期間で劇的な身体の変化を体験し、独学でこれだけ良くなるなら教室で
    正しいやり方を学べばどれだけ良くなるのだろうか?是非教室で教えてもら
    いたい!」

    ということで仕事の休みが不定期な自分でも通うことのできる、坪山先生の
    「神楽坂ゆる体操教室」の門を叩きました。

    独学でも効果を実感できていたので最初からある程度うまくできているつもり
    でいたのですが、実際に教室に通ってみると自分がまだまだ踏ん張って立っ
    ていて、全然力も抜けておらず、ゆするテンポも速すぎだったということに気付
    かされました。

    坪山先生のリードは本当にゆっくりで、リード通りにゆっくりゆったりゆすると固
    まっている部分の動きの悪さをはっきり認識することができるのですが、
    最初はそれがとても気になってしまい、その固まっている部分をゆるめようとつ
    いつい力を入れてしまい、先生からは

    「踏ん張って“動かす”のではなく、もっとタラーンとして“ゆする”ように」
    「まずは何も考えず気持ちよさに浸るように」

    といった指摘をよくいただき、中級クラスに上がってからもしばらくは長年の癖が
    抜けきれずにいました。

    体操自体はうまくできているという実感はなかったのですが、気持ちはいいので毎
    日寝る前に1時間、長いときだと3時間くらい続けていたため、体の方は着実に良
    くなっていて、猫背も随分改善され、前に巻いていた肩は後ろに戻り、肩に埋まって
    随分短くなっていた首も長くなり、肩周りの筋肉も昔では考えられないほど柔らかく
    なりました。

    ゆる体操を始めてからは筋トレもやめて運動もほとんどしていないのですが、仕事を
    していても疲れづらくなり、余裕を持って日々の営業に臨めるようになり、タイミングや
    巡り合わせもあるとは思いますが、当時勤めていた会社で初めて主任、係長を飛び
    越えて飛び級での課長に昇進することができ、

    また、日頃の仕事への姿勢を評価され今の会社にヘッドハンティングで好条件で転職
    ができたのもゆる体操の影響がかなり大きいと思っています。


    教室のレッスンでも、昨年の夏頃から坪山先生に

    「最近、良くなってきましたね~・・・」

    という言葉をかけていただくようになりました。

    自分でもその頃から、以前のように踏ん張ることなく気持ちよく立て、からだの中心にぶ
    れない「軸」らしきものが少しずつ育っていく感じをもてるようになりました。

    こうなると、同じ体操をやるのでも以前とは比べ物にならないほど快適で、ここへきてよう
    やく「ゆる」のスタートラインに立てたような気がします。

    年齢も30代中盤をむかえ、そろそろ何もしていないと身体も固まり衰えていく年齢にさしか
    かっていますが、ゆる体操を始めてからは毎月常に身体の状態が自己最高を更新し続け
    ているので、それがとても楽しく、毎日続けるのが全く苦にならず、むしろやらずにはいられ
    ないという感じです。

    もうゆる体操なしでは生きていけないかもしれません(笑)

    これから何歳まで老化のスピードを良化のスピードが上回り続けることができるのかも楽し
    みのひとつです。

    自分でやる分にはまったくお金もかからないし、教室だって同じ時間整体に通ったら3倍以上
    のお金がかかりますし、一生もののいい趣味を見つけたなと思っています。

    仕事の関係もあり月に3回程度、しかも予約も直前に入れることが多く、不定期でしか通えて
    いませんが、そんな私でも快く受け入れてくださる坪山先生には大変感謝しています。


    これからもよろしくお願いいたします。

    会社で課長に“飛び級”昇進し、ヘッドハンティングで好条件の職場に転職。「ゆる体操」で“疲れにくいカラダ”を手に入れた効果が、こんなところにも・・・(!)~Y.Hさん(男性・33才)<会社員>~