本校、神楽坂ゆる体操教室の姉妹校で
あり、本校代表の私、坪山佳史が初め
て「ゆる体操」の指導を始めた
「聖蹟桜ヶ丘ゆる体操教室」
が本日9月4日で、
開校20周年を迎えることとなりました。
聖蹟桜ヶ丘教室は、開校時も今も
「多摩カルチャーセンター」
の講座のひとつとして教室を開催させていた
だいています。
これまで同校のレッスンにご参加いただいた
全ての皆さま、
そして多摩カルチャーセンターを運営されて
いる平様ご家族に、
心からの感謝の気持ちをお伝えしたいと思い
ます。
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初めて開校した聖蹟桜ヶ丘教室が20周年を
迎えたということは当然、私の指導員生活も
本日で20周年を迎えたことになりますが、
ゆる体操の指導を始めた頃から、
私の中では漠然とながら
「こんな教室を作りたい」
というイメージがありました。
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それは、例えば上海の川べりなどで毎朝、
何十年にも渡って太極拳を続けておられる
高齢のご婦人、のイメージです。
このような方々の中には
毎日毎日、楽しく、気持ちよく
鍛錬を続けられる中で、
非常に高度な身体能力を身につけている
方がおられる
・・・という話を伺ったことがありましたが、
自分のゆる体操教室を、
いつしかそんな「達人」の集う教室にしたい、
と思うようになりました。
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聖蹟桜ヶ丘教室の中級クラスでは、
来年2月に入会20周年を迎える方を筆頭に
以降続々と「20年選手」が誕生します。
こうした皆さんは、
毎朝、顔を洗ったり歯を磨いたりするのと同じ
ような感覚で「寝ゆる」を行い、
「歩道」で習ったことを思い出しながら多摩川
沿いを散歩し、
木曜の朝になると楽しみに教室に集まり、
1時間半のレッスンでたっぷりとゆるむ
・・・という決められたペースを淡々と、
20年間守って来られた方々です。
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入会当時50代半ばだった皆さんは当然、
現在70代半ばに入っておられますが、
その立ち姿や歩き姿を見ると、
知らぬ間に、思い描いていた
「太極拳に何十年も取り組み続けた老婦人」
のイメージに近づいているのを感じます。
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20年間に渡り、
多くの会員の皆さんのこうした上達の様子に
触れながら、
もちろん自分自身も上達を求めた取り組みを
続け、
「ゆる体操と共に生きる人生」
の幸福感をたっぷりと味わってきました。
今後は、この喜びをさらに奥深く噛みしめながら
日々を重ねると共に、
「この幸福感を、
もっと多くの方々に知っていただく」
ことに対しても、
皆さんと力を合わせ、
楽しみながら取り組んでいきたいと考えています。
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私も教室も、ますます進化していく所存です。
今後とも引き続き、
どうぞよろしくお願いいたします。