入会後2カ月で起こった変化<Rさん(女性・40代)の場合>

この秋に神楽坂ゆる体操教室に入会された
ばかりのRさん<40代女性>から、とても
興味深いご報告をいただきました。

以下、ご紹介させていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ゆる体操をはじめて2ヶ月、慢性的な肩こり
がなくなったように思います。

貧血・酸欠感を感じることや、足がつりそう、
という感覚もほとんどなくなり、体調が改善
していると思います。

また、以前からストレス解消のために歩いて
いたのですが、10月は、歩く量が減りまし
た。
長距離を歩かなくても、日々の生活の中で
運動不足解消ができているせいだと思います。

これから歩く量を以前の距離に戻して、
ダイエットに励みたいと思っています。

関係あるかないか分かりませんが、掃除や片
付けの意欲が高まり、以前より部屋が綺麗に
なりました。

<以上いただいたメールを転載>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ゆる体操に取り組むことによる効果の出方、
特に、効果が出るまでにどれくらいの期間を
要するか・・・ということについては、様々
な要因が絡むため大きな個人差が存在します。

従って、本校でゆる体操に取り組めば必ず
このRさんのように短期間で効果が出るという
訳ではないということを、予めお伝えさせて
いただきます。

そのことを踏まえた上で、ではこのRさんの
ケースは特別早く、高い効果を得ることが
できた珍しい事例なのかといえばそうではな
く、私の現場感覚では、入会いただいた方全
体の平均よりは早く、高い効果を得ることが
できたケースであるものの、決して珍しい事
例ではない、と言うことができます。

ただ、Rさんは初心者の方とは思えないくらい、
ご自身の身体の内側に意識を向け、その変化
を言葉で表現することに優れておられるため、
今回いただいたご報告メールはゆる体操の実践
によって身体の内側でどのような変化が起き、
それが日常生活のレベルでどのような形で効果
として現れるのか?を考える上で大変興味深い
内容となっています。

ゆる体操に取り組むようになるとまず、多く
の方が身に付けることができていない
「力を抜く(脱力・緩解)」感覚を少しずつ
身に付けることができます。

それにより、日常生活の中での自分自身の
過緊張により生じる「肩こり」を始めとした
不快・不調が改善します。

また、この「脱力」「緩解」の意識が進むと
血液の循環も良くなり、全身に酸素が行き渡
るようになります。

Rさんのメールの中にある

「貧血・酸欠感を感じることや、足がつりそ
う、という感覚もほとんどなくなり、体調が
改善していると思います。 」

という内容はこのような「脱力」「緩解」意識
が進んだことによる改善効果であると考えられ
ます。

前述のような改善効果により身体が内側から
元気になることは

「身体の内側の運動量(=基礎代謝)」

が上がることにつながりますが、そうなると
人間は当然、実際に五体を動かして

「動きたく」

なります。

さらにゆる体操には、スムーズな運動を阻害
する(ブレーキとなる)筋肉の緊張を取り除き、
動きのアクセルとなる筋肉の発動を促すこと
で合理的な身体の使い方・動き方を身に付け
る効果がありますので、さらに

「動く」ことへの意欲

が高まります。

Rさんからのメールの中にある

「・・・日々の生活の中で運動不足解消が
できているせいだと思います。」

「・・・掃除や片付けの意欲が高まり、以前
より部屋が綺麗になりました。」

という記述はまさに、
Rさんの身体の中で前述のようなプロセスを
経た変化が生じ、

「動く」ことへの意欲

が高まった結果、日常の運動量が自然に上がった
ことを表しているものと考えられます。

人間の身体はこのように、非常に緻密で、か
つ整然としたシステムに基づいて動いています。

この身体のシステムを長年に渡ってあらゆる
角度から研究し、その集大成として作られた
のが

「ゆる体操」

ですので、正しく取り組むことができれば
自ずと、まさに理論通りに身体を改善していく
ことが可能となります。

今回Rさんからいただいたご報告はそのことを
示す大変貴重な証言とも捉えることができます。

関連記事

  1. 本校会員のフィールドホッケー選手・宮越大輔さんの活躍に見る「…

  2. 神楽坂ゆる体操教室が開校20周年を迎えました。

  3. 浅草で日本舞踊

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。